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ブランド紹介

■ S h a k e r [ シェーカー ]

- 家具界に多くの影響を残す、「シェーカー教徒」の家具。

敬虔なるキリスト教信者が生み出した家具は、装飾を避けた、機能美に優れたモノです。彼らのシンプルな家具は、それはもうブランドと呼べるほどの高い評価を得ています。


神聖さを感じさせるほどの、ストイックな美しさを持つこれらの家具たちは、一般的にシェーカー家具とし知られています。元来、シェーカーとは家具のブランドではなくて、18世紀から19世紀ごろにかけて、アメリカのニューイングランド地方に存在していた、清教徒たちのグループの呼び名でした。

労働を尊ぶ厳格なキリスト教徒であった彼らのポリシーは、「シンプリシティ(すべてにおいて簡素であること)」でした。これが彼らの信条だったのです。このシェーカー教徒たちが生み出した家具は、装飾をできるだけ避けた機能美を追求したものでした。

いつしかシェーカー家具は評価を高め、家具界にもさまざまな影響を与えるほどのブランドに成長していきました。私の個人的な感想を言うと、このシェーカー家具は、イタリアモダンにマッチするアイテムが相当多いブランドだと感じています。もっと言わせてもらえば、北欧モダンにもベストマッチするモノが多いです。

いいモノの一つの定義として、それぞれの個性は強烈に主張しつつも、どの方向性にも溶け込んでしまえるデザインと素材を持つものだと、このシェーカー家具に触れるたびに思います。「シンプリシティ」、その深い部分での意味が実によくわかる作品群です。ただし、これはあくまでも私個人のセンスによるものです。この部分でよく仲間内で、すったもんだしたりします(笑)。

シェーカー教徒たちは「円」を完全な形だと信じていて、よくモチーフに用いています。

また、リーダーのアン・リーは「手は仕事に、心は神に捧げなさい」と諭していたそうです。俗物中の俗物で、怠けたがりの私にはちょっと耳の痛い話しですね。(笑)



<ピックアップ作品>

・ S t r a i g h t    C h a i r 、 ストレートチェア

シェーカーの椅子の中で、最もよく知られている代表的なものです。装飾をできる限り抑えた、とてもシンプルなフォルムをもっています。

・ R e v o l v i n g   C h a i r 、 リボルビング・チェア

1860年代につくられたこの椅子は、座面を回転させて高さを調節できます。現代のオフィス用の椅子の原型です。

・ T w o   D r a w e r   S e w i n g   S t a n d 、 裁縫台

引き出しを前後から使用できる、便利な機能がついたサイドテーブルです。もともとは裁縫台としてつくられたそうです。





[ R o l f   B e n z ] ロルフ・ベンツ

-> URL :  http://www.rolfbenz.de/start.html


- 最上級ソファを生むドイツのブランドです。

ギルドと呼ばれる数多くの職人集団を生んだドイツ人の心の故郷、黒い森「シュバルツバルト」。その入り口の街「ナゴールト」に彼らの職人気質を受け継いだ、品質にこだわるブランドがあります。


黒い森「シュバルツバルト」。ドイツ人の郷愁を誘うこの緑豊かな森は、ギルドと呼ばれた数多くの職人集団を生みだしてきました。そこに受け継がれてきた「本物づくり」の伝統は、工業化の進んだ現代でも失われてはいません。さして、ここのロルフベンツにも息づいています。

完璧な技術と評されるクッションの製法や、一流デザイナーと共同製作するデザイン。その職人気質は、このブランドのすべてにおいて感じることができます。そして厳しい品質管理。特に、最もストレスを受けやすいカバーには、それぞれの品質を保証する「テスト合格証」が発行されています。

このブランドが追求してきたくつろぎの極致は、厳しい職人気質により実現されました。


☆ R o l f    B e n z  ロルフ・ベンツ (創始者)

創始者の彼自らが、デザイン開発のチーフとなって、ヨーロッパ各国の有名デザイナーを起用しています。

例えば、アニタ・シュミットなど実力派デザイナーを起用。このブランドの特色でもある、座り心地の良い快適なソファなどを制作しています。

デザインを起こしてから販売に至るまで、なんと2〜3年はかかるというこのブランドのソファ。たとえ、制作前の単なるミニチュアであっても、とても入念に創られるそうです。


※余談になりますが、ドイツの職人気質を支えているものに、国の政策で、社会保険などの充実と組合の強大な力が挙げられます。しかし、昨今のグローバル化の波と、イラク戦争における超大国アメリカとの関係の亀裂が、ドイツの政策にも影を落としています。

端的に言うと、特に製造業の分野では、ドイツの人件費の高さは致命傷になっています。世界の工場と呼ばれる中国をはじめ、安くて良いモノを製造し価格競争を仕掛けてくる国にうち勝つには、ドイツ国内だけのルールではもはや通用しなくなっています。

ドイツの象徴でもあり国を支える製造業の雄、「メルセデス・ベンツ」「BMW」などの属する自動車産業でさえ、このままではその地位も危うくなります。そこで取られる手段が、人件費の安い海外へ工場拠点を移転することで、その流れは加速することはあっても、もはや止めることはできません。日本でも問題視されている空洞化が大きくなります。

難しい話しになるのでこの辺で止めておきますが、「伝統」なのか「利益」なのか、はたまた…… 。
ドイツ国内の家具業界も、今、難しい岐路にたたされています。





■ F r i t z   H a n s e n  [ フリッツハンセン ]

-> http://www.fritzhansen.com/

- 北欧から生まれた優しいフォルム。

このブランドの丸みを帯びたフォルムには、使う人に対する愛情が感じられます。そこには、北欧を代表するブランドの哲学が込められています。

※フリッツハンセン・ジャパンは別ものということで(笑)、あそこはどうもねぇ〜。

使う人への愛情を感じさせるフォルム。特に北欧家具の多くに感じられることですが、それはまさに、愛嬌のある曲線で形成されたフリッツ・ハンセンの家具の特徴でもあります。アルネ・ヤコブセンに代表される、このブランドを支えてきたデザイナーたち。彼らと共に、究極の家具を求めてたどり着いた結論が、そのフォルムに反映されています。

1872年に設立され、家族4世代にわたって経営されてきたフリッツ・ハンセン社。1930年代には、外部のデザイナーたちと、密接な関係が築かれます。当時から、このブランドが家具づくりのポリシーとして掲げてきたのは、「レス・イズ・モア(シンプルなものほど多くを語る)」というものでした。これらの家具の曲線には、そんな哲学が込められているのです。


☆ [ A r n e   J a c o b s e n  ] アルネ・ヤコブセン

生誕100年を越えるデンマーク出身の大御所デザイナー。1927年に王立芸術アカデミー建築家を卒業後、建築とインテリアの調和を目指し、家具、照明、ファブリックなど、数多くのデザインプロダクトを生み出した。コペンハーゲンにある「SASロイヤルホテル」は、彼が建築から照明のスイッチに至るまで(!)をトータルデザインしたものとして有名。ちなみに来客する外国人で一番多いのが日本人らしい。ミッドセンチュリー期の名作「スワンチェア」と「エッグチェア」は、このホテルの設計の際にデザインされたもの。「アントチェア」や「セブンチェア」も彼の代表作で、前者は世界で最も販売台数が多い椅子と言われていて、公共施設や飲食店でもよく使われている。これらの椅子は現在でもフリッツ・ハンセン社より販売中。


☆ [ P o u l   K j a e r h o l m ] ポール・ケアホルム

デンマーク人の中でも世界的な名士となった数少ないデザイナーです。惜しくも早逝しましたが、その作品は生前から世界中の美術館やギャラリーでのいコレクションとしてもてはやされていて、彼は50年の生涯の中で、デザイナーとして手にすることができる賞をすべて総なめにし、あらゆる名誉を手にしました。天然素材(木、石、鉄、ガラス、皮、草の茎)のみを素材とした家具作りが彼の特徴です。代表的な作品でもあるPKシリーズは独特の明確なラインを特徴とする家具です。


<ピックアップ作品>

・ E g g   C h a i r  、 エッグチェア

1902年デンマーク生まれのアルネ・ヤコブセン。北欧モダンの代表的存在とも言える彼は、機能主義的な建築や家具を数多く残しています。この椅子もそんな作品の一つです。全体的に丸みを帯びた愛嬌のあるフォルムに身を沈めると、まるで優しく包み込まれているような気分を味わえます。

・ E a s y   C h a i r 、 イージーチェア

1929年デンマーク生まれのポール・ケアホルムの作品。彼は、52年にフリッツ・ハンセン社に入社しました。その後独立して、数多くの名作を残しています。籐張りの座面とスチールパイプだけで構成されたこの椅子は、予想以上にとてもリラックスできる座り心地ですよ。

・ B - T a b l e   &   A n t   C h a i r  

Bテーブル&アントチェアはあまりにもよく見る相性ばつぐんな風景ですね。

1905年デンマーク生まれのピート・ハインがデザインしたやさしいフォルムを持つテーブルです。彼は幾何学公式とコンピューターを使って、直線と曲線が美しく融合した、このテーブルの「スーパー楕円」を生み出しました。これに合わせたアント・チェアもしくはセブン・チェアはヤコブセンのデザインで、ホントに長い間変わらない人気を誇っていますね。ちょっとすごすぎです。


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