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◇ 行ってきました「イサム・ノグチ庭園美術館」!!!
イサム・ノグチ庭園美術館
・ URL -> http://www.isamunoguchi.or.jp/index.htm
行ってきました「イサム・ノグチ庭園美術館」!!!
以前から一度行ってみたいと思ってたんです。
(ある建築&インテリア&デザインの雑誌を見て触発されたのがキッカケなんです。)
読者さんの中にも「行ったことあるよ、さぬきうどんが有名な香川県にあるんだよね。」って方や、それ以前に「香川県てどこ?イサム・ノグチ?ん?初耳...」という方もいらっしゃると思いますが、和紙をシェードに貼った「あかり」でも有名なイサム・ノグチ。
その世界的に有名な彫刻家が晩年日本で住み、作品制作を営んだ場所がある!
そんな嬉・ビックリな場所に行ってきました。
っと美術館のお話の前に、ノグチの生涯をごく簡単にですがご紹介しますね。
<イサム・ノグチIsamu Noguchi> (1904-1988,
USA)
ロサンゼルス生まれ。父は日本人詩人、母はアメリカ人作家というクリエイティブな両親をもつハーフです。
2〜13歳まで日本で過ごしましたが、母親の意思によりアメリカに送られ、アメリカ国籍取得します。その後、レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校に通い、1927年グッゲンハイム奨学金を得てパリに留学して、ブランクーシのもとで修行します。
1929年ニューヨークで最初の個展を開きます。
その後さまざまな芸術を学び、世界各地で公共のモニュメントや公園、庭園設計、舞台装飾、家具デザインなど幅広い分野に活動をします。すごいですねぇ。
コロンビア大学より名誉博士号授与、国民芸術勲章(アメリカ)。日本でも勲三等瑞宝章、建築学会文化賞など受賞も多んですよ。
亡くなる1988年に、マスタープラン製作を終えていた札幌、モエレ沼公園は一見の価値あり、らしいです(笑) すいません、私はまだ行ったことがないんです。
そしてノグチ氏が64歳の時に日本で構えたアトリエが、没後11年を経て、1999年春より美術館として一般公開されています。これが「イサム・ノグチ庭園美術館」なんです。
屋島と五剣山を借景に、代表作品を展示した展示蔵、アトリエとしての石壁サークル内、また、ノグチ氏が住まいとしたイサム家など、全体が彫刻庭園として構成されている美術館です。
イサム家は、外観も室内も日本家屋そのものなんですねぇ。
室内は畳敷きですが、人生の大半をアメリカやヨーロッパの椅子文化で過ごしたノグチ氏。
正座や足を折る生活習慣がなかったため、リフォームをしました。
廊下(通路)部分の半畳幅はそのままに、他の部分を一段下げ、その段差を椅子のように座れるようにしたんです。
私は、「畳を傷めないために」という日本文化と芸術を受け入れる心意気(?)に、以前よりもっとファンになりました。
突然ですが余談です、イサム家は中には入れず外から見るだけなんです。
それで外から窓の格子に顔をくっつけるといくらか見えたのはいいんですが、変でしょでしょ、この姿...?ん〜やっぱり変です。
なんだか引っ越してきた若夫婦の家を除くイジワルお隣さんみたいっ(笑)
って個人的な笑いはこれくらいにしましょう...失礼しました(笑)
では気を取り直しましょう。
それで、そんなイサム家の外観も室内も日本家屋なものを見て思ったんですが、
最近の建築物、特に住宅などには吹き抜けが多くなっているように思います。
開放感があり、天窓をつければ十分な採光が入り心地よい。ということのようですが、わたしは逆の発想もあるように思いました。
その心は、「程よく狭くて落ち着くんだよ。」といいつつトイレで新聞を読むお父さんの気持ちです(?)
と言うのもそもそも動物は、外敵や自然の猛威から見を守るために住家を必要としてきました。
囲まれた環境に安心するということですね。実は私もそうだったりするんですけど(笑)
ここで、これを住宅に取り入れる提案をひとつ。
リビングルームを一段下げてみてはどうでしょう。イサム家はまさにそうなんです。
日本人は畳はもちろん床に座ることが多いですし、むしろソファがあるのに床に座ってソファを背もたれにするってこともありますよね(笑)
そこで、段差をつけた立ち上がり部分にクッションを置いて、もたれるもいいですし、クッションを枕に寝転ぶのもOK。
また生活スタイルや間取りにもよりますが、くつろぎの場所を低く下げることでテレビやその他の家具も低いものにすると、部屋が広く見えることもあるでしょう。
もちろんノグチ氏のように、椅子代わりに座るのもいいですよね。
この案どうでしょう?
以前「家具FUNマガジン」で Y a b u c h さんも言っていましたが、近頃のバリヤフリーはちょっと違うような感じがします。
確かにご年輩の方には優しい(?)作りなのかもしれませんが、その優しさはホントなのでしょうか?
イサム・ノグチ氏のように、自分のライフスタイルに合わせて、あえて段差を楽しむという考え方も当然にあって、優しさとは、その人の考えるライフスタイルを提供するということではないかと、今回イサム家を覗いてみて思いました。
昔の家、古民家なんかはまさに機能美そのものだったりしますからね。
すいません。生意気をいいました(笑)
そしてもっと大事なのが、やっぱり私の専門である「カラー(色)」ですね。
もしあなたが自分のライフスタイルに合った家を建てるとしたら、それはどんな絵(風景)になりますか?
そして、そこには何色を塗るでしょうか?
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