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■ [ ずばり、ル・コルビジェとは? ]
D e s i g n e r s 一覧 -> http://www.kagufun.com/designers_top.htm
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◇L e C o r b u s i e r < ル・コルビジェ >
1887〜1965 / F r a n c e
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幾何学的で合理的な美を理想とする「ピュリピュリズム(純粋主義)」を提唱したり、<
C I A M > (現代建築国際会議)を開催するなど、世界のデザイン界をリードし続けた偉大な人物です。
スイス生まれのフランス人で、本名はシャルル・ジャンヌレ(ル・コルビジェはデザイナーネーム)。
ミース、ライトと並び20世紀の三大巨匠と呼ばれる建築家であり、多くのデザイナーに影響を与えました。
また家具デザイン、絵画、彫刻、都市計画などにも多才な才能を発揮しています。
建築評論をはじめとする文筆活動も積極的に行っていて、詩集を出版したこともあるようです。
主な建築には、近代建築の代表作と名高い「サボワ邸」、「ロンシャン礼拝堂」があり、家具では「LC1」「LC3」「LC4」が有名ですね。
ちなみに、上野にある「国立西洋美術館」も彼のデザインです。
・ スリングチェア
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制作者 : ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン
ニューヨーク近代美術館コレクション
スリングチェアは、非常に単純化されたエレメントで椅子としての機能を構成したコルビジェの家具デザインを代表する傑作です。
自由に動く背を持つ椅子”として世界的に有名で、その幾何学的なイメージの持つ斬新さは現代においても、人々の美意識を魅了してやまない完成度を誇っています。椅子としての快適な機能性は、リクライニングする背部と自由に回転する肘あての皮ベルトにもたせてあり、金属パイプの接合による骨組みには建築的な志向が読み取れます。
・ LC2
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制作者 : ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン
ニューヨーク近代美術館コレクション
金属パイプのフレームに皮のクッションをはめ込む様式のソファです。単純な構成で最大の快適さを形作るコルビジェの狙いは、GRAND
COMFORT (大いなる快適)と名づけられたことからもうかがえます。華奢ともいえるフレームと肉厚のクッションのボリューム感の逆説的な対比は、このソファのくつろぎを効果的に印象づけています。
・ LC 3
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建築家であるル・コルビジェは家具を“住宅における設備”と考え、単純化と機能性を追及しました。
この「LC3」も金属パイプのフレームとクッションをはめ込んだ単純構造からなっています。でも、肉厚クッションと直線に走るフレームによって、体を包み込むほどの快適さを実現していますね。「LC」シリーズはすべて1928年に作られ、その後、様々なレプリカが作られました。
64年にはル・コルビジェがカッシーナ社に復刻を許可し、現在も製造されているのはご存じの通りです。
・ LC 4
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ニューヨーク近代美術館「MOMA」永久展示品で、寝椅子の中で最も知られているとされる「LC4」。ル・コルビジェが「休養の為の機械」と呼んだこの椅子は手動で角度調整が出来、台座を外せばロッキングチェアとしても使用することができます。
ル・コルビジェと、彼の従兄弟でもあるピエール・ジァンヌレ、シャルロット・ペリアンの3人の共作で、1928年にすべて出揃うことになる「LCシリーズ」の一つです。
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■ [ それなら、カッシーナとは? ]
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誰もが認める家具ブランドのリーダーです。
経験に裏打ちされた高い技術と、超一流のデザイナーとともにつくり上げてきた最高のデザイン。そして、数世紀にわたる長い歴史を誇るこのブランドは、王者の風格すら漂う家具ブランド界のトップリーダーです。
それは、歴史の長さ、品質の高さ、優れたデザイン性、どれを取ってみてもカッシーナ以外には考えられません。数世紀前まで遡ることのできるこのブランドのクロニクルには、さまざまな偉業が書き連ねてあります。
特質すべきは、世紀に渡る活躍です。ジォ・ポンティ(※1)をはじめとする、きら星のごとく輝くモダンデザイナーたちとともに常に家具ブランド界をリードし続けています。
※1、 G i o P o n t i
「ジオ・ポンティ」
1891年イタリア生まれ。イタリア近代建築運動の父として知られています。1928年、有名な建築雑誌「ドムス」を創刊しました。
特に「ヴィコ・マジストレッティ」や「マリオ・ベリーニ」。カッシーナで発表された彼らの作品は、合わせて20点以上がニューヨーク近代美術館の永久展示品に選ばれています。
このように、品質の高い家具を製作できたのは、長い間携わってきた家具つくりの確かな技術のおかげでした。
ミラノの北に位置するコモ湖。風光明媚なその湖(と言っても私は行ったことありませんけど。)の周辺にある教会に、カッシーナの古い家具が残されていると言います。それらの家具がつくられたのは、なんと17世紀。
その後、豪華客船の内装を手がけるなど、確かな経験を積み重ねてきました。この歴史的背景が、20世紀における活躍の礎となったのです。
現在も大きな影響力を持つカッシーナは、永遠に!?家具ブランド界のカリスマであり続けるでしょうね。
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■ [ やっぱり、コルビジェ? ]
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話しはいきなり飛びますが、先日の大リーグ、イチロー選手の日米通算2.000本安打達成の瞬間、皆さんはご覧になったでしょうか?
私は正直、かなり興奮しました。だって、こんな歴史的瞬間に、TVのブラウン管を通してとはいえ、実際に生で見ることができてこんな幸せなことはないと、雄叫びをあげてしまいましたね(笑)
「老人と海」では、老人が少年にジョー・ディマジオの自慢話しを、ホントに誇らしげに語るシーンがありました。
また別の映画では、ヤンキースのベースボールキャップをかぶったお父さんが、自分の息子に、「ベーブルースのホームランを見たことあるか?ずっげぇーんだぜっ! 今度、球場に連れていってやるよ。」と語らうシーン、息子は大きな期待に瞳をキラッキラさせていました。
ハリウッドでは、「ベースボールを主題にした映画は“当たらない”」などのジンクスが長くありましたが、それでも有名監督やスターたちは、ベースボールの夢を映画にし続けています。
その時代に生きたスーパースターと一緒の空気を吸える幸福を、歴史に感謝せずにはいられないのでしょう。
そして建築やデザインの世界でも、今の幸福を味わうことがいっぱいあります。
「安藤忠雄」氏。今この時代、実際に氏の言葉を生で聴くことができます。講演会でも、NHKのTV番組でも。そして、氏の誇る建築物に直接に触れることもできます。氏の哲学、生きざま、考え方、行動なども。
ロン・アラッドが歩いている姿を実際に見ることができます。フィリップ・スタルクが話す姿もリアルタイムに見ることができます。その雰囲気を感じることができます。
もちろんその幸福を味合わせてくれる巨匠たちは、もっともっと多くいますが、「歴史の巨人」たちと一緒の時代を過ごすことができるこの幸せは、何ものにも変えがたいように思います。
しかしそれとは逆に、私はときどき「歴史」に嫉妬することもあります。
嫉妬と言うか、「うらやましぃー」って感じが近いでしょうか。
例えば、「この時代に生きていれば、生でこの人に会えたのに!」とか、「この時代の雰囲気を、生で感じてみたい!」、みたいな感じです。
その人たちの名前をあげればキリがなくなりますが、建築やデザインの分野で言うなら、まずやはり私は「ル・コルビジェ」、この人を第一にあげます。
今、私たちがこの「丸めがねのおっちゃん」に触れることができるのは、建築専門誌や論評、著作、そしてインテリア雑誌などの動かない紙の中などに限られてしまいます。
いくらそれらの書物を読み漁ろうが、実際のその人の「生」の一声には勝てませんよね。
その目線、服装、立ち姿、言葉の抑揚、声の高低、醸し出す雰囲気、選び出される言葉そのもの、そして、生み出された瞬間の作品の数々。
建築の神様、巨匠に「おっちゃん」呼ばわりは失礼極まりないと思いますが(笑)、このおっちゃんと同じ時代を生きられる幸せは、イチロー選手の2.000本安打の瞬間や、安藤忠雄氏の声を実際に聴くことができる幸福を思えば、容易に想像がつきますね。
私の部屋には、パイプは所々錆びていて、ポニーの皮も一部はげているシェーズロングが一つあります。
もう10年以上のつき合いになります。
北から南へ、それこそ日本全国引っ越ししてまわった私でしたが、このシェーズロングだけは捨てられないですね。当然高価なモノですから、当たり前と言えば当たり前なんですけど(笑)
シリアルナンバーの刻印もある復刻としては本物なのですが、「こいつ」を見るたびに、「こいつが生まれた瞬間に立ち会いたかったなぁ」と、しみじみ想う私です(笑)
すいません、長くなりました。
今回は余談に終始しましたけど、次回はもっと突っ込んで「やっぱり、コルビジェ」をお送りしますね。もっとも実際に会ったことはないので(当たり前ですが)、書籍に頼るところ「大」となりますけど。
いろいろ質問なども来ています。「オークションなどで安価に売られているLCシリーズはどうなのでしょう?」などや、「なぜあんなに安いの?」等々ですが、これを語ると私の場合、長くなりますよぉー。 ホント(笑)
さてさて、あなたが感じる「この時代に生きる幸せ」とはどんなことでしょう?
イラク戦争、北朝鮮問題など、この時代にうんざりしている人も少なくはないと思います。
国が悪い? 政府が悪い? 家族が悪い? 環境が悪い? e
t c . . . . . . .
ヘミングウェイは言いました。「未来は、闘う価値があるものだ。」と。
コルビジェ、この丸めがねのおっちゃんを想うと、「やっぱり未来は闘う価値あり」なモノだと私は感じます。
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