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■ [ 椅子って、素敵! ]

それでは、今回は椅子を考えます。

椅子と一言にいっても、椅子は用途によってその機能をさまざまに変化させますね。

オフィスで机仕事が多い人向きの用の椅子であったり、ダイニングで食事をとるときにかける椅子。椅子はお部屋のアクセントとして飾ることもできるし、また、デザイナーが手掛けた椅子の中には、オブジェとして主張する椅子もあります。

それで今回主演される椅子の用途、すなわちテーマは「くつろぎ」として、その条件をちょっと考えてみます。

それによって、コーディネートのコツがちらっと見えてきますから。


みなさんが「くつろぎ」を感じるときはどんなときでしょう?

本を読んでいるとき?  お茶してるとき?  携帯電話で友達と長電話をしているとき?  PCでインターネットをしているとき?  などなど。

人によってその情景は違ってくると思いますが、でもそんなくつろぎの空間には、自分専用の椅子が欲しくなりませんか?

ずっと以前におこなった「家具は何が好き?」といったアンケートでも、「ソファ」と同列に「椅子」が好きと答えた人が多かったのも、そんな背景があるからかもしれませんね。

くつろぎの空間が椅子ひとつで劇的に変化するとは言い難いですけど、椅子はくつろぎの空間には無くてはならないモノの一つだと思います。


さてさて、くつろげる椅子の条件はとのようなことでしょう?

ちょっと考えてみて下さい。


肘かけはあった方が良い?  長電話するには肘かけがあった方が楽かもね。

重さは?  もちろん軽くて好きな場所に移動が楽なモノが良いですね。窓の近くやベランダに持っていって、緑の見える風景を眺めながらお茶する、なんて、良いですねぇ〜。

シートの高さは低のが良い?それとも高い方がしっくりする?

ちなみにシートハイ(SH=床から座面までの高さのこと)が低い方が、座り心地が良いと答える人は多いですね。

椅子の勾配の角度には当然に個人差がありますが、アドバイスを一つするなら、やや高めのモノで、背中が全部はいってしまう方が楽に感じます。そして、腰痛にもなりにくくなりますよ。


ここで、家具屋・ショップでの自分だけの椅子選びのコツはというと、かならず靴を脱いで椅子の座面の高さを自分で確認して下さいね。

外で利用するなら靴をはいていても大丈夫ですけど、部屋の中で利用するのであれば、やはり利用する環境を想い描いて購入しなければなりません。

室内で利用する椅子ならば、当然家では靴はぬいでいますよね。

ショップでは、靴をぬいだ状態で座面の高さ、シートハイの具合、たてつけ、背の角度などを自分で確認して下さい。


特にデザイン重視の海外のデザイナーズの椅子では、日本の座面より若干高くなっています。日本の椅子の座面が40センチより下のモノが多いのに比べて、海外のモノは40センチより下のモノはほとんどありません。

足の裏がしっかり地面についている状態と、つま先立ちの状態では体にあたえる影響は小さくありませんから、長時間椅子を利用しようと考えているのなら、その点は重要視する必要があります。

今回はくつろぎがテーマですから、長時間座っていても疲れないことが条件の一つです。何度も座ってみて、自分にあった椅子をみつけて下さいね。


椅子選びの時は、つまらない家具屋アドバイザーの営業トークなどは無視・無視。

自分の世界に入っちゃっていいんです(笑)


ちなみに木製の椅子なら、脚を切ってシートハイや座面の高さを調節することもできます。


「脚を切って調節したいんですけど。」と言ってみて、別料金を請求したり、「すいません。うちはそんなのやってないんですけど。」なんて返答する家具屋では家具など買わないことです。

そのスキルがないのか手間を惜しんでいるのか、どちらにしろお客様やホントに家具を大事に考えていないその証拠ですから。

後々、絶対に後悔しますよ。


人間工学的にシートハイをみると、身長の4分の1が自分にあった椅子の高さと言われます。170センチの身長の人なら42.5センチとなりますね。



そしてやっとコーディネートの話しとなりますが、くつろぎの椅子のコーディネートは簡単です。

それは、「自由」なんです(笑)

コツは、その発想を縛られないこと。決してその場所に固定しずきないで下さいね。

ある時はソファのとなりに、ある時は外の見える窓の側に。ある時はベットの脇に、ある時は玄関の横に … 。

あなたのくつろぎの空間には、「これをしなきゃいけない。」、「あれは間違いだ。」なんて言葉はありません。時間さえ気にする必要はありません。

あなたの自由の象徴、それが自分のお気に入りの椅子なんです。


逆に固定した方が落ち着くといった人は、その通りにしてもいいんですよ。でも、そんな人は「ソファ」がお好きではないですか? もちろんそれもアリです。


とにかく自分の「思いのまま」。

そのスタイルが、お気に入りの椅子にはお似合いです。




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