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■ [ 家具っていったい、なに? 家具屋っていったい、なに? ]
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大塚家具の6月中間、営業利益19%減
・ IDC大塚家具 ->
http://www.idc-otsuka.co.jp/
家具・インテリア販売の大塚家具が20日発表した2004年6月中間期の単独決算は、営業利益が前年同期の連結比19%減の24億3100万円だった。
店舗販売が低迷したことに加え、採算の低い法人部門が伸び粗利益率が悪化した。
売上高は3%減の351億8700万円だった。広告宣伝の抑制で来店客数が減り、売り上げの9割以上を占める店舗販売部門が7%減った。
一方、法人部門は売上高が2倍以上増えた。
ただ、店舗部門の粗利益率が58%なのに対し法人部門は22%。このため、全体の粗利益率は53%弱と約2ポイント低下した。広告宣伝費を17%減らし販管費を圧縮したが、利益の減少を補えなかった。経常利益は16%減の26億2500万円だった。税引き利益は10%減の15億1800万円だった。
2004年12月通期の単独経常利益は前期連結比1%増の65億4000万円の見通し。売上高は1%増の738億4000万円、税引き利益は5%増の37億9000万円を見込む。
(日経ネット -> http://www.nikkei.co.jp/ より抜粋)
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過去に私個人のショップ雑感として「アクタス」と「
h h s t y l e . c o m 」を取り上げたことがあります。
・ アクタス -> http://www.actus-interior.com/
・ h h s t y l e . c o
m -> http://www.hhstyle.com/
この次ぎは「大塚家具」だろうと期待もされ、要望のメールもかなりな数を頂いたりしました。
実際に私も「大塚家具を取り上げずにはいかないだろう。」と思いつつも、なんとなく別のシリーズの回を重ねたりして、時が経過していきました。
ただ、はっきり言うと、大塚家具は「ショップ雑感」には向かない!(笑)
ここは「素人の皮をかぶって」(!?)感じたままを言わせてもらいますが、例えばアクタスやエイチエイチがもし無くなってしまえば、その熱烈なファンには「大声を上げて」まではいかなくても、きっとそれらの商品のラインナップがなくなることへの嘆きや悲しみが覆うだろうと思います。
そう、確かにアクタスやエイチエイチはある種の層に熱烈なファンを持っています。
でも、大塚家具が無くなったからといって、嘆き悲しむ人はいるでしょうか?
いやいやいや、嘆き悲しむ人はいますよ。ただそれは株券が紙屑同然となったことへの株主の悲しみや、「この家具のアフター、どうてくれんのよっっっ!」っていう顧客の不安だったりするわけです。
また別のマニアからすると、バブル期から始まったTVのトレンディードラマ(今は死語?)のバックに配置される、主人公の無意味なまでのアンバランスな家具のコーディネートが「もう見れなくなる!」と、別の意味で悲しむ人がいるかもしれませんね(笑) わかる人にはわかる、かな?
この Y a b u c h 、あえて批判を恐れず(笑)大胆な推理(!?)のもとに半分以上は本気と思える話しの展開を行っていますが、さてさてどうでしょう?
良くも悪くも大塚家具は「企業」なわけです。
企業の最大目的は「利潤の追及」なわけです。
それを純粋に「商売人」として追い求めているのが、大塚家具なわけです。
しかも堂々と株式を公開し、世間に覇を唱えているわけですから、私などが雑感の範囲でモノを語れるほど単純でもないわけです。
勘違いしてほしくないのは、「アクタスやエイチエイチはそうでない」と言っているわけではなくて、なんていうんだろ、商売におけるスタンスや、もしかするとそのセンスなんてモノにいたるまでが微妙に違うんですよね。
ですから今回は、その大塚家具から漂ってくる「企業の味」みたいなモノを感じてもらいたくて、一番最初の方に「大塚家具の中間決算の簡単な概要」を移し取り、紹介しています。
かなり興味深いでしょう?
なになに、「数字が多いとうっとぉしい!」? (笑)
なにも、別に数字なんて見なくても良いですよ。
「店舗部門の粗利益率が58%なのに対し法人部門は22%」なんてところなんて、かなりおもしろくないですか?
「家具っていったい、なに? 家具屋っていったい、なに?」、なんてね(笑)
先週末、「目指せ、インテリアコーディネーター」メルマガの方で、この問題に関して読者の方々に問いかけをしてみました。
反響自体は少なかったのですが、その中で家具業界を端的に表現しているメールがありましたので、匿名で下記に紹介します。
先週、話題の「華氏911」を封切りと同時に見に行ってきました。
この人間界には「知らぬが仏」ということが山ほどありますが、もしかすると、この
メルマガそのものが、あなたにとって「知らぬが仏」になるかもしれませんね。
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■ [ 営業Y氏による、家具業界雑感 ]
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Yabuch様
いつも御拝読させていただいております。
某家具産地の家具メーカーの営業Yです。
家具業界って不思議な業界ですよね。
何が不思議って、「家具そのものの価値」と「それの値段」の関係があやふやすぎます。
たとえばパソコン。
処理の速いパソコン。画面の大きいパソコン。これらの方が高くなります。
たとえば車。
排気量の大きい車。快適性の高い車。これらの方が高くなります。
詰まるところ、性能のいい物が高くなります。
そして、性能に対する価格はだいたい決まっています。
(1300ccの車の値段はどこもだいたい一緒です。
つまり、健全な市場が形成されていると言うことです。)
家具の場合はどうでしょうか?
1万円の椅子と5万円の椅子。どこが違うのでしょうか。
おそらく座り心地が違うでしょう。でも、座り心地に4万円もの差があるでしょうか?
食器棚。安い物は6、7万、高い物だと4、50万します。
デザインや材質など細かいところの差はいくらでもあるでしょうが、値段の差に対するだけの物の出来の差はあるのでしょうか?
私個人の意見としては、家具の市場は不健全といわざるをえないでしょう。
そのものの値段を明確に説明できる人がどれだけいるでしょうか?
仕事柄、いろんな家具屋(小売り)さんを見ています。
2割引3割引あたりまえ、というようなPOPをよく見かけます。
セールの時など、5割引なんて言う物もあります。
傷物や不良在庫というならば値引きされてもしょうがないでしょうが、
通上品でもかなり値引きされています。
どうしてでしょうか?
流通の簡素化・営業効率の改善など、企業努力の結果
家具を安く売れるというのであれば、誰も何も言わないでしょう。でも、実情は違います。
たんに、メーカー希望小売価格が高いだけです。
メーカー卸値と希望小売価格に大きな差があるだけです。
メーカーが高い希望小売価格をつけるのには訳があります。取引先から高い希望小売価格をつけてくれと要請されるからです。取引先(問屋、小売店)がなぜそんな要請をするかといえば値引きによる「値頃感」を出さないと家具が売れないからだそうです。
10万円の価値のある家具を2割引の8万円で購入できれば購入者にとっては得です。8万円の価値の家具を8万円で購入したら、損得無しです。8万円の価値の家具に10万円の2割引という値札がついていて、8万円で購入したとしたら、購入者は得した気分になりがちですが、実際は損得無しです。
3つめの例のように、メーカー卸値と希望小売価格に大きな差があると費用をかけずに値頃感を簡単に出せます。
もう一度、三つ目の例をよく考えてみましょう。
値札のトリックを省けば、8万円の価値の家具を8万円で購入しているわけです。これを端的に言いますと、
「物の価値のわからん奴は、簡単なトリックにだまされる」ということです。
これは一例ですが、このようなこと積み重なり家具市場は不透明な物になってしまっています。
皆さん、家具を買うときはよーくよく下調べしてから買いましょう。
あと、家具メーカーの者として一言。
「家具メーカーの粗利なんて微々たる物です。」
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長くてわかりづらい文章ですいません。
この程度では、日本の家具業界、イケアに喰い尽くされて、骨までしゃぶられちゃうんですかね〜。
・ イケア -> http://www.ikea.jp/
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