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■ 
[ あなたの感じる心地よさには訳があります ]



自分の「好き」は、時間をかけてでも見つける!

そして、探し回り、見つける行為自体が「楽しい」ことだと、私は今までずっと
言ってきました。

それらはだいたいが、「感覚」的なものでした。

「好き」なものは「好き!」 「邪魔しないでっ!」みたいな(笑)

今月は、その「好き」や「心地良い」の訳、あなたの心の秘密を探ってみようとするお話しです。



例えば「リビングルーム」。

家の主役はリビングだとみる人は多いですね。

家族で過ごす時間をあたたかく包み込み、またある時は「ひとり」の休息の時間をやさしく見守ってくれる、そんなリビングの理想を持つ人は多いことでしょう。

自分にとって居心地の良いリビングがあるということは、もうそれだけでずっと楽しくなって、なによりも心に余裕が生まれます。

でも悲しいことに、近年の核家族化の進行の影響で、リビングを家族で過ごす「時」を持つ人がめっきりと少なくなりました。

まぁその話しをし出すとキリがなくなりますので、ここでは脇において置きますが、とりあえずリビングを、「我が家のホントの主役にしてしまいましょう」という私からの提案です。

家族がゆったりと過ごすには、比較的広いスペースがあるに越したことはありませんが、ここでは広さは二の次です。

多少狭くても、家具の配置やその選択を工夫すれば、どうにでも「くつろぎの空間」を創り出すことはできます。



正直言うと、リビングを実験の場にしてしまいましょう。

最初からうまくいくはずはないんです。何度も何度もやり直し繰り返し、どう工夫すれば自分の思う「くつろぎ感」が生まれるのか、楽しく実験してみて下さい。

でもそこはやっぱり今までのように「感覚的」なものじゃなくて、ちょっぴり頭を使い
ながら実験して下さいね。

・自分はどう暮らしたいのか。 ・自分はどんなテイストが好きなんだろう。

そんな風に気軽に頭を悩ましながら、リビングを構成する心地よさを読み解いて自分が本当に必要な暮らしを見極めて下さい。


さて、そんなわけで10月のテーマは、「自分の心地よさを読み解く」ことを主題に話しをすすめます。



 [ 01−できる限り無駄を省いたシンプルさが好き … m i n i m a l ]




□[ 色とデザインにできる限り統一感を持たせること ]


「床」→「壁」→「天井」、現代の家やマンションは視覚効果もあり、この順番で色目を明るく(薄く)しているケースが多いです。

部屋を広く感じさせる効果があるんですが、家具屋さんやインテリアショップに出向いた際に、聞かれたことはないですか?

「それでは、天井のお色は? 壁のお色は? 床のお色は?」なんて。

「そんなこと、なんの関係があるんだ?」と疑問に思われた人もいるでしょうけど、部屋の広さや高さもそうですが、色の構成も重要なポイントなんです。

でもねぇ、近頃のアドバイザーは、こんな初歩的なリサーチもせずに家具を選択し、売りつけようとしますから困ったものです。



シンプルさを強調する上で、この色やデザインの統一感は重要です。

例えば(ディノスやその辺の通販雑誌が好きな構成として)、天井や壁の色は白で、床はメイプル材のナチュラルな木の色を、みたいな。

こんな「明度」の高い箱(部屋)に、ソファはベージュ、テーブル類は茶色なんて風に「シック」に感じる色を重ねます。

こういった「限られた色使い」が、その部屋の「 m i n i m a l 」さを印象づけます。


でもこれだけじゃなくて、もうちょっとプロっぽくしたいのなら、家具のデザインにも凝りたいところです(笑)

2Pや3Pのソファのように、大きくて威圧感を見る者に与えてしまいそうなモノには、脚を全体のシックさに合わせるのではなくて、スチール素材のモノを選択すると、印象はずっと、良い意味で「軽く」なるはずです。

ソファの前に置かれるセンターテーブルやそのサイドテーブルの脚にもスチール材のモノを選択すると、ソファだけでないデザインにも共通項をもたせることができて、見た目すっきりとしたきれいな統一感に仕上げることができます。


テレビのドラマで見たインテリアのコーディネート、「良いなぁ〜」と思って真似してみても、なんだかどこか「違うんだよなぁ」と感じている人は参考にしてみて下さい。

視覚的には決して大きくはないけども、でも、ポイント・ポイントが色であったり、素材であったり、デザインであったりと、どこか遊んでしまえるのもコーディネートのおもしろさです。



シンプルさが好きな人は、一種の「潔さ」を持っている人です。

その潔さをキーワードに、限る=統一感を出すことに気を配れば、うまくいきます。

でもあまりにもすべてを統一してしまうと、そのシンプルさも重さとなって感じられる場合がありますから、「工夫」が必要になってきます。

その工夫がさきほどの「スチール」素材の脚であったり、次回提案する「飾るモノ」であったり、そして、そこから見ることのできる「眺望」だったりもします。


と、言うことで、次回で「シンプル」を極めます(笑)

お楽しみに。



「シンプル」だけでなく、みなさんのいろいろな「好きの訳」を説き明かしていきますから、引き続きご期待下さい。




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