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 [ 指切りげんまんです(笑) ]



前回では、

 イサム・ノグチ庭園美術館
-> http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm

のご紹介に関して、実に多くの方よりメールを頂きました。

この場を借りてお礼申し上げます。 ありがとうございました。


同じ価値観を共有できる人との時間は実に楽しいものですが、ごく一部の方には、その日、私、呑んでいたせいもあり、調子にのってべらべらと本日号の種明かしをしてしまうという「愚」をおかしてしまいました(笑)

私的にはぜんぜんオッケーで、反省もなにもないのですが、本日号まで待たれていた人には、若干の後ろめたさも感じていたりします。

すいませんでした(笑)

それで、内容も変更しようと試みてはみましたが、なぜかその日の自分の書いたメール内容に優るモノが頭に浮かばず、「えーい、そのまま出してしまえっ」てな具合になったことも、笑い話しとしてお許し下さい。

心を込めて書かれたメールには、心を込めてお返しするという、なんというか Yabuch的な心意気とも、見れなくもないこともない、

かな?的な感じで、今回もはじまり・はじまりぃー。




さてさて、前回イサム・ノグチ庭園美術館をご紹介したのは、古民家には「石」という素材もマッチするので、「もう少し目を向けて見られれば」と思ったからです。
 
 
それから、もちろんイサム・ノグチのそれぞれの作品群も素晴らしいのですが、この場所を日本のアトリエとして選んだイサム・ノグチの人生観に感銘を受けたからでもあります。
 
イサム・ノグチ庭園美術館、その場所に行き、是非耳を澄まして欲しいのです。
 
町のどこからか聞こえてくる「石を打つ」音。「石を削る」音。クレーンの動く音、海からふく風が木々をゆらす音、船がゆく音、イサム・ノグチが自ら望んだであろう風景が、ごく普通の日常の風景として耳から体に流れ込んできます。
 
そこには気取りや気兼ねもなく、自然体としての空気が流れています。
 
ひとつの芸術家としての域を持つイサム・ノグチ氏ですから、より研ぎ澄まされた感覚でもってこの地を選ばれたのでしょう。
 

現在では予約をし、わざわざ出向くという感の強い庭園美術館ですから、どうしても来場時には構えてしまうと思うのですが、ちょっとだけ案内係の人の説明を聞くのを止めて(笑)、ホント、その場で耳を澄まして欲しいんです。


カーン、カーン、カーン。

 
ガガガガガガガガガガガガガガっ。

 
ポーッ、ポーッ、ポーッ。
 

 
部屋にいても聞こえてくるだろうその音たちや、窓から見える自然の風景、若干狭めの庭には、竹とコケと水がつたう水路。
 
実はブランド家具や海外の有名家具をそろえるよりも、もっと貴重なコンテンツがあるこを知らしめてくれます。
 
実際の作品ではこの地原産の石を使うことはあまりなかったようですが、この地の空気がイサム・ノグチ氏になんらかの力を与えたことだけは確かなようです。
 
 

「家具」という言葉の意味は、人の手で加工された作品だけのことを指すのではなくて、自分の生活を取り巻くすべての要素をも含んだモノだと私は思っています。
 
 

> そもそも古民家を建てようと考えたのは単純に古民家だからというよりも日本の民家が好きだからです。父の実家が新潟の農家で、子供のときはお盆になるといつも行っていました。この原体験が大きいですね。それからずっと民家好きです。

 
「ただ好きだから」、この気持ちが一番大切な要素だと私も思います。

 

古民家のひとつの特徴は目線の低さにあります。

すなわちより「床」に近い生活、より「地面」に近い生活感を味合わせてくれます。
 
その意味するところは、生活の目線を決して部屋部屋だけにとどめるのではなく、地面と地続きである「庭」や窓から見える「風景」や、「風」の通り道にまで気を配ることなのだと理解できます。


そして、ふと部屋の窓から外に目を向けようとした時、視界の中に入ってくるのは、有名どころの家具などではなく、一輪の花であった方がどれだけ自分に優しいことかと私なら思ってしまいます。
 
目の端にその一輪挿しの花をとらえながら、窓の外に目をやり、風景を楽しみつつ一輪挿しをそこに置いてくれた人のことをちょっとだけ想う。
 

気障ですねぇ(笑)

でも私のするコーディネートや提案は、そこまで感じたモノでありたいといつも思っています。


って、次回の種明かしを暇なことを良いことに調子にのって明かしてしまいました(笑)

次回のストリーを急いで考え直さないと。
 
でも、もしこのメールの内容と同じ事がメルマガに書かれていても、決してばらさないで下さいね。

指切りげんまんです(笑)



                                                            Y a b u c h より



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