チャールズは1907年、ミズーリはセントルイスで生まれました。
ワシントン大学で建築を学んだ後、1930年に自身の建築事務所を設立し、1936年クランブルック美術アカテセミーの特別研究員となり数多くの建築を手がけます。
そこでレイ・カイザーと出会い41年に結婚します。
初期のエーロ・サーリネンとのコラボレーションは、モダンデザインの誕生のきっかけをつくりましたね。
一方レイは1912年サクラメント生まれ。
絵画の勉強を進めアーティストの道を歩んでいましたが、1941年、チャールズと結婚します。
その後は、レイ&チャールズとしての活動が中心となります。
第二次大戦中は軍用にプライウッドを利用した添え木などを作っていましたが、45年、プライウッドチェア「DCW」などの作品群がジョージ・ネルソンの目にとまりハーマン・ミラー社と契約します。
翌年にはニューヨーク現代美術館で「イームズ氏デザイン家具展」を開催し脚光を浴びます。
以後、常に新たな技術に挑み、革新的なプロダクトを次々に生み出していったのはご存じの通りです。
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いつまでもユラユラと揺れていたい!
イームズ夫妻の不朽の名作として復刻が熱望されていたチェア、通称「アームシェル」 |
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Eames Storage Unit 
チャールズとレイが自分のスタジオ用として、デスクユニットに合わせてデザインした収納ユニット。SOHOやスタディルーム、リビングの本棚としてもあこがれの商品です。現代においても、その優れたデザインは輝きを失うことはありません。
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La Chaise 
イームズの遺産、歴史、思想。そのすべてが凝縮されたラ・シェーズは、レイが生前一番好きだった椅子として大変有名です。出来上がりまで何十もの行程を経て作りあげられた大胆なフォルムと造型の美しさは、イームズの作品の中でも異彩を放つ存在。リラックスという本来の目的を持ちつつ、緊張感のあるシルエットは、プラスティックという可塑性素材の可能性を最大限に引き出したものと言えるでしょう。彫刻家ガストン・ラシェーズがデザインと名前のインスピレーション源。
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Eames Lounge 
友人であったハリウッドの映画監督、ビリー・ワイルダーから自宅のリビング用の椅子を依頼されたイームズ夫妻が作った名作。イームズ夫妻が「よく使い込まれた一塁選手のグローブみたいな暖かい印象を持たせたい」と考えてデザインしたチェアだけに、ラグジュアリーな中にもどこか親しみやすさが感じられます。ソフトパッドシリーズ同様のゆったりとしたレザーシートにプライウッドフレーム。アメリカでは尊敬する人への価値あるギフトによく使われます。 |
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| ミッドセンチュリーってよく聞くけど…? |
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1940年から70年代にかけて、アメリカを中心に巻き起こった家具ムーブメントのことです。
18世紀後期、トーネットによって開発された「プライウッド(積層合板)」や、「FRP(ガラス繊維強化プラスチック)」といった新素材がこの時代本格的に家具に応用され始めました。
これら新素材にいち早く目をつけたのが、若かりし頃のチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンといったプロダクト・デザイナー達です。
安価で大量生産に向いていて、3次元曲面の成型が容易であるという特徴を持つこの夢の素材を手に入れた彼らは、「オーガニック(有機的)デザイン」という、現代にも多大な影響を与える新しい潮流を生み出しました。
ミッドセンチュリー後期には、ヴァーナー・バントンが世界で初めてFRPの単一成型による「バントンチェア」を発表し、オーガニックデザインは一つの頂点を迎えたと言われています。
工業技術の発展とデザイナー達の挑戦。この2つのファクターが、“ミッドセンチュリー”をインテリア史にとって特別な意味を持つものにしたのでしょう。
ただし、これほど意味不明なほどにキャーキャー騒ぐのは、日本民族だけです(笑)
現在の「北欧家具・インテリア」のブームなどもそうですが、どうもマスコミとメーカーに踊らされる傾向がかなり顕著に見えます。
初期のミッドセンチュリーブームには、その流行に踊らされて多くの人が「カス」をつかまされました。
中国、台湾、アメリカ、日本などなど、デザイナーやオリジナルの意図や想いに反して、100%商業主義的にコピーが量産されているモノもありますが、ここは賢明な家具ファン購読者の方であれば、オリジナルはオリジナルの良さに触れてみてから購入の判断をして下さいね。
そうでないと今の北欧家具やインテリアのように、利幅を平気で6割、7割取っている北欧の有名家具メーカーの日本法人などもありますから、無駄使いというか、適正価格を知ると「泣けて」きますよ。
まさに歴史は繰り返される!ですが、くれぐれも、「家具を見る目」を養って下さいね。
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