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■ [ 自分に合った家具の色は? 基本的な家具の色の選び方 ] 

………………………………………………………………………………………



 〜 イントロダクション 〜


最初に断っておきますが、これから紹介する「家具の色の選び方」は、あくまでも基本です。

ですから、

こうするのが正解!ああするのが正解!などと、小難しい数学の方程式の解答のように言うつもりは更々ありませんので、どうか誤解なされずに。

ただ、

何度も言うように、基本を知っていて「崩す」のと、基本を知らないために「崩れている」のとでは、自分は良くても、自分以外の人に与える印象がまったく違ってきますので、インテリアのランクアップを考えているなら、その点が大切です。

まっ、家具FUNに硬いことは「似合わない」(笑)ってことで、ほどほどに、ね。


さて、いらない能書きはこのあたりで終わりにして、さっそく本題です。


実際に私のもとに送られてくる「お悩み」メールや、現場などで一番聞かれる疑問・質問などは、「住んでいる家の広さに比べて、ホント、モノが多すぎるんですけど!」みたいな感じです。

なかなかね、愛着のあるモノは「巷のコーディネーター」が軽く言葉にするように「すぐに捨ててしまう」わけにはいかないですからね。

「なぜか増えて増えて。実際モノが多すぎるぅ!」なんて悩みは、どこのお宅でも同じではないでしょうか?

そこで近年人気なのが、床から天井までを利用している壁面収納(家具)ですね。

ホント、重宝します。

まるで「小さな家の救世主」のように崇め奉られている例もよくTVで目にしますが、あれって、確かに素晴らしいんだけども、造り付けのモノでない場合は、サイズだけが「家に合う」だけで家具屋で選んでしまうと、やっぱり「トホホ」なことになってしまいます。

ここでも「カラー」が大切なんです。


前回までの「色」のシリーズで、部屋に感じる広がり感は、壁の明るさにも大きく影響されることも説明しましたから、そのことは容易に理解できますよね。

例えば壁いっぱいに暗い色の家具があると、圧迫感が出てしまってその部屋が狭く見えてしまいます。


特に注意したいのはリビングです。

ダークカラーの「背の高い家具」の前に、ソファやダイニングテーブルがあったりすると、威圧感さえ感じてしまいます。

くつろぎのリビングに、さすがにそれじゃマズイでしょ。

壁面の収納家具や、背の高い大きな家具は、「壁の色と同じ色」を選択するか、若干「淡い色」を選ぶ方が結果的に無難となります。


それで、ね、

今、実際にある場所のソファやダイニングチェアに座ってみて下さい。

より広がり感を出したい場合の、壁面収納家具を利用したちょっとしたテクニックとして、今、ソファに座った時の目線の高さぐらいをオープン棚にして、バックの板を「鏡張り」にすることを考えてみて下さい。

そうすると、棚に置かれている小物や雑貨が後ろのミラーに写り込んで奥行き感が生まれて良い感じです。

小スペースのブティックや雑貨屋さんが使うテクニックですが、もちろん自宅でも大いに利用できます。

ポイントは、棚に置くモノはあまり雑多になりすぎず、モノとモノの間に適当なスペースをとることです。

ずっと以前紹介した、雑貨をクールに飾る例と同じ要領ですね。


以上紹介したのは、壁面収納や背の高い家具のことで、ダークカラーでも背丈の低い家具、ローボード的なタイプなら後ろの壁が見える面積が広くなりますから、そんなに圧迫感は感じなくなります。

逆に言うと、低い位置に「暗い色」があると安定感が生まれるという、メリットも出てきますからね。



北欧の方のデザインの家具。(ここではあえて「北欧の方」と表現します)

今、ホント人気ですね。

北欧の方の家具やインテリアってね、どの雑誌やショップに行っても魅力的にコーディネートされていて、誰でも手が出せそうな感じに見えますけど、実はちょっと厄介なんです。

北欧の家具の、今の日本で受けている魅力は、乱暴にまとめてカテゴライズすると、「軽さ」と「重さ」だと私は理解しています。

もうちょっと分かり易い言葉にすると、「きゃしゃ」さと「どすん」て感じですかね。(笑)

余計にわかんねぇ〜   って!


「木」と「ファブリック」などの自然材料をあっちのデザイナーは実に巧みに、心くすぐる家具に仕上げますけど、好きだから、良いから、といった理由だけでバラバラにまどめて「きゃしゃ」と「どすん」を一緒の空間に置いてしまうと、せっかくの家具のデザインが生かされないまま、いつもの雑多な日常の空間になってしまいます。


「きゃしゃ」なデザインのモノは圧迫感がありません。

脚があるソファ、または脚の長いチェアやキャビネットは、下の床が見えるので、部屋を広く感じさせます。

「どすん」なデザインの家具は、まったくその逆ですね。

実は北欧とひとことで言っても、東西南北、気候風土によっても家具のデザインは違っています。

「綺麗なら良い」、「使い勝手が良い」、「商業的に成功するなら良い」などだけでは決してない、あちらの家具やインテリアのデザインには、ホント奥深い「核」みたいなものを感じることがあります。

私はそれを悲しみの歴史の中に見いだすのですが。


もちろん世界中の家具やインテリアにも似通ったモノはあるのですが、北欧の方はまた特別な感じがします。

この辺を語り出すとまたとんでもなく長くなりますので、次ぎの機会としますが、だからこそ、日本代理店が同じ日本人に提示しているような「アホ」みたいな販売価格には本当に腹立たしく思うのですが、ここでは関係ないですね(笑)



ここでひとつお勉強。

「木」にも「色」(いろんな意味で」)がある!

なはっ(笑)

当たり前のことですが、案外、理解されず木製家具を購入される方が多いですので、この機会に頭に入れておいて下さい。


すいません。

最後はなんかできない家具屋のデザイン論みたいなってしまいましたね。

でも、デザインて、結構「色」で左右されることがあるんですよ。

これもイメージですね。

その辺の女子高生の、「 〜 みたいな感じぃぃぃぃ。」って、実際に目の前で使われたら「はり倒して」しまいそうな言葉使いも、

実は「的(まと)」を得た、だからこそ「的」を得た「感じぃぃぃ」なのかもしれません(笑)



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