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■ [ シックハウス ふたたたび ]

………………………………………………………………………………………



「えっ、30年! なにそれ? 意味が分からない! 頭、狂ってるんじゃないの?」

目の前でつばを飛ばしながら叫ぶアメリカ人の言葉を訳すと、こんな具合でしょうか(笑)

もっともこれは、私にとっては見慣れた光景です。


私自身の言動など、常日頃から「狂っている」と言われ慣れているせいか、日本の住宅環境や慣習をとりたてて今さらながらに「クレイジー」などと外国の人に言われても、「んだ、んだ、そうにちげぇーねぇー」程度のものとなります。

あっ、ちなみに冒頭の「30年」は、住宅ローンの返済期間のことです。


合理的、かつ人生を自己中心的に考えるアメリカ人には、30年も金銭の返済に縛られ、それ故に会社に縛られ仕事に縛られ、手足を縛られ自由を奪われ、未来までローンに縛られる人生など、それこそ「クレイジー」に映るのでしょう。

そのくせ、すぐに自己破産するくせにねぇ(注:ごく一部のふとどき者のことです)


しかし、これには私も同意見です。

住宅ローン、20年、30年返済のシュミレーションを顧客にして見せるフィナンシャルプランナーやハウスメーカーの営業マンを眺めると、ふと、天井の蛍光灯から照らし出されるその影に、ダースベーターの影が見えたりもします。

人の心の暗黒面を見る思いです。

「夢のマイハウス! これで人生バラ色! 家族が集い、明るい我が家。これでしあわせな人生が約束されたも同然です!」

って、なんでやねん!

30年もローンの支払いに追い立てられ、縛られ、泣かされるのに?

   ・
   ・
   ・

経済を扱う立場の者から一言いわせてもらうと、これから日本は少子化が

加速度的にすすみ、国力は衰え、経済成長率は最高でも3〜4%が限度、

近隣諸国は軍備増強に走り、日本も自己防衛の立場からは軍事費を

増やさずを得ず、貧富の差はますます進み、温暖化による自然災害は

凶暴化の一途をたどり、30年後を予測するなどまさに至難の業、っていうか

絶対に「無理」。

それにこれからは土地余り、家余りの時代に突入するってのに、そんな中、わざわざ無理して新築を建てる意味があるの?

いくつもの選択肢を提示し、その中から一番賢明かつ納得のいく人生プランの選択を手助けするのがあなた達本来の仕事じゃないの?

それなのにあなたは30年もの間、ひと家族を縛りつけるローンを平気ですすめようと言いなさるのか! 言いなさるのかぁぁぁぁ。

だいたいやね、、、、、、、

   ・
   ・
   ・

すいません、取り乱してしまいました。


私の場合の「狂っている」は、未来の自由を得るための言動が「狂っている」と称されるだけで、縛られ好きの「クレイジー」とは真逆にあるこを、どうぞご理解頂きたいものです。



さてさて、題名の「シックハウス」と書き出しの中身とのあまりなギャップに自分自身戸惑いながら話しを始めますが(笑)、

先日、そんな平和的かつ建設的な話し合いの場で、「シックハウス」の問題が話題になりました。

タイムリーな話題でもあり、当然と言えば当然なのですが、話しの途中に突然顧客がビー玉をポケットから取り出し、いきなり床に置きだしたのにはビックリしました。

「あのさ、変なテレビの見過ぎ。転がればなんでもかんでも欠陥だなんて、そりゃ、勘違いもいいとこだからさ。」

「だいいち、住宅展示場でそんなことしても、無駄だから、ね。。。。」


そんなこんなで、最近、またメールでもお問い合わせを頂くので、復習の意味でも「シックハウス」を取り上げてみます。

「身近にある危機」ですからね、しっかりと理解した方が良いと思います。

ではでは、



1、シックハウスとは、どのようなものでしょうか?また、どのような原因で起こるのでしょうか?


シックハウスとは、「室内の空気汚染が原因で健康障害を起こしている」 ことです。

家の中や学校、職場などで被害に遭うことがあります。本来、体を休め、くつろいだり、勉強や仕事をするための場所がその中の空気が原因で病気になるとは、なんとも皮肉な話です。


それでは、室内空気の何が原因で健康に影響が出てくると思いますか。

シックハウスを引き起こす要因を詳しく見てみると、主な原因は粒子状物質と化学物質だと考えられています。




2、シックハウスを起こす主要原因



・粒子状物質

粒子状物質は、ダニ、真菌、細菌(生物学的因子)、タバコの煙、ハウスダストなどです。それに加えて、シックハウスの原因として今、注目をされているのが、化学物質です。


・化学物質

化学物質の中にはいろいろなものがありますが、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物などが代表的なものです。一番有名なホルムアルデヒドは、建材・内装材、家具などに接着剤、防腐剤として使われています。


・発揮性有機化合物

揮発性有機化合物というと言葉はちょっと難しいですが、農薬なども含む化学的な薬品の事を指します。農薬として使われる以外に、防虫剤、芳香剤など、生活用品として広く使用されています。




3、シックハウスの原因となる化学物質


・ 畳防虫シート : ダニ発生を防ぐ目的で、有機リン系農薬が水田散布許容量の20〜30倍も塗られています。密閉された室内では夏場など、有機リンが揮発して室内濃度が高くなり、危険です。

・[合板] : 床、壁などに貼られた合板には、腐りにくくするため殺虫剤が注入されています。また、合板を張り合わせる接着剤はホルムアルデヒドの発生源となります。

・[壁紙] : 防火のための難燃剤として、有機リン系農薬が使われています。防火のためとはいえ、燃えるときに有毒ガスが発生するため、火災の時には煙に巻かれて窒息してしまう危険性もあります。

壁紙の95%以上に使われている塩化ビニールクロスには、可塑剤という合成化学物質を大量に使っていますが、それが、環境ホルモンとしても知られているフタル酸エステルです。

さらに、安定剤、充填剤、着色剤、溶剤、発泡剤、難燃剤、防かび剤などを配合してあり、まさに、塩化ビニールクロスは化学薬品そのものともいえます。

・[床下] : シロアリ駆除剤として、有機リン系農薬が大量にまかれています。農地に使われる何十倍もの大量な薬剤散布です。一度まかれた薬は床下の土を取り替えても炭を入れても取り除くことはできません。

・[フローリング] : 防虫処理剤を木材に注入してあるほか、表面に塗られたニスにも薬剤が含まれます。

・[カーペット] : 防虫のための薬品を加工してあります。




その他にも、



コンクリート建材から発生する気体ラドンや、電磁波などについてもシックハウスの原因とされており、細かくあげていくとキリがありません。

ある築5年住宅の室内空気からは13種類もの有機リン化学物質が検出されたこともあるそうです。

5年経った家でも住む人は薄い「神経毒ガス」を吸わされている可能性があります。

これら室内汚染物質の大半は環境ホルモンの仲間です。環境ホルモンには神経毒性があり、暴力、犯罪、うつ病、自殺などの社会的不適応を引き起こすものがあるとされています。

「環境ホルモンは、キレル子供たちの引きがねではないか」と懸念する専門家もいます。

このように、現在私たちの生活の場は、身の回りを化学薬品に囲まれた「毒の家」だと言っても過言ではありません。これらの有害化学物質は長年にわたり、私達の健康に影響を与えます。

ただ、同じ環境にいても、症状が出る人もいれば、出ない人もいます。




化学物質の耐性に強い人、弱い人がいます


お酒にも強い人と弱い人がいるように、化学物質に対する耐性も人それぞれです。

また、症状の中には自覚しにくいものもあり、自分でも気がつかないうちにシックハウスになっていることも考えられます。特に敏感なアレルギー疾患の人や、子供たち、病人、高齢者への影響が心配されています。




■ [ シックハウス症候群って何? ]


住宅が原因となってそこに居住する人の健康を害するものをいいます。

建築材や家具の塗料、壁紙や床の接着剤などなど、いたるところに、実はたくさんの化学物質が使われています。

シックハウス症候群は、それらの化学物質の影響により、室内の空気汚染が原因となって起こります。

目がチカチカしたり、鼻や喉が痛い、頭痛がする、ふらふらする、皮膚がかゆくなる、疲れやすくなるなど、その症状は人によってさまざまです。

日本で一般的に、建物を新築したり改装したりした後に、使用した建材や塗料、接着剤などに含まれる有害化学物質により室内空気が汚染されたことがシックハウスであると理解されていることが多いようです。

ダニやカビ、ハウスダストなどが原因のアレルギー症状もシックハウスと言えます。

シックハウス症候群の症状は多様で、個人差があります。

発症のメカニズムも未だ解明されていません。

この様に様々な原因と症状などから正確には「シックハウス症候群」と言うべきでしょう。



シックハウス症候群と呼ばれる主な症状

・頭痛・めまい
・吐き気
・のどの痛み(のどのイガイガ)
・目のかゆみ
・目の痛み(チカチカ)
・刺激臭による鼻のツンとする症状
・鼻炎
・呼吸器障害
・不整脈
・ぜんそく
・アトピー
・じんましん
・関節痛・疲労感・耳鳴り
・イライラ
・肩こり
・花粉症
・手足のしびれ など等




シックハウス症候群の原因

シックハウスの主な原因としてホルムアルデヒド・VOC(揮発性有機化合物)等の化学物質、ダニ、カビなどによる住宅内の空気汚染が原因となっています。

その背景には、近年の住宅の高気密、高断熱化があります。密閉された室内で、空気中に含まれる高濃度の有害化学物質を一度に大量に吸い込んだり、微量な濃度であっても、長期にわたり吸い込み続けることで突然発症することになり、一旦発症してしまうと、ごく微量な物質にでも反応してしまうようになります。

主に、新築住宅に入居後あるいは、リフォーム後1年以内という短期間に発症するケースが多いようです。

国内での患者数は1000万人を超えるともいわれており、中でも普段家の中にいる時間が多い主婦と子供の患者数が圧倒的に多くなっています。

主な原因物質として取り上げられているのは、ホルムアルデヒドと呼ばれているものです。


子供の頃学校の理科室の棚にあったカエルの標本は透明の液体に浸かっていましたよね。あれはホルマリンといって強力な防腐剤になっています。

あれが気化したものがホルムアルデヒドなんです。

このホルマリンは接着力がUPして防腐・防カビも実現できるし、しかも安いときてるので建材メーカーは当たり前の様に使ってきました。

もちろんそういう工業製品として狂いが無く、クレームになりにくい建材を求める声がたくさんあったのも大きな要因です。多くの研究者は、ありとあらゆるところで使われているこのホルムアルデヒドをまずは優先的に排除していこうとしています。

また、日本では化学物質だけが原因のように考えられていますが、アメリカなどではダニやカビ、ハウスダスト、高周波の電磁波、低周波の振動などでもシックハウスに定義されるようになってきました。



■ [ あとがき ]


いかがでしたか、「シックハウス」については?

だからといって今パニックになる必要もありませんが、自分を取り巻く環境のどの部分に危険が潜んでいるのかを知ることは、決して無駄ではありませんよね。

このような問題を伝える側からすると、こちらも本気で真剣にモノを申さないと、受け取る側の方も真剣には伝わらないケースが多々あります。


家具やインテリアを楽しむことばかりではなく、もしかするとその裏に隠された危険な部分をも知ることが、賢く家具やインテリアと付き合う方法だと思います。


家具FUNでは、少しでもそのお手伝いが出きればと思っています。





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