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■ [ インテリア雑誌花ざかり イントロダクション ]

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いやぁ、インテリア雑誌花ざかりですね(笑)


以前、インテリア雑誌は「月に何冊ほど購入して読みますか?」とするアンケートでは、ほぼ8割以上の人が1冊未満であったことを覚えています。

1冊未満とは不思議な言い回しをしてしまいましたが、つまりは「わざわざ買ってまで」ということですね。

中には5冊以上購入するという強者(つわもの)もいらっしゃいましたが、なるほど、お仕事で必要とされている方なのだなぁと推測できます。


インテリア雑誌って価格も高いですからね。


カラーをふんだんに使うビジュアル中心の今風の雑誌構成では、どうしても価格が高くなるのは仕方がありません。

それでもトレンドを恣意的(しいてき)に作り出そうとして、「これはちょっとねぇ」と感じるものもかなり多くあったりします。


ちなみに、「今流行りの、」とか、「今のトレンドは、」とか、「30代OL、都会の女性は、」とか、時代を限定して表現しているもののほとんどが、情報の発信者側がその意図を「つくり出そう」としているものです。

いわゆる「マッチポンプ(火を付けてはそれを消してまわる)」ですね。

まっ、今の消費者は利口ですからね、それを理解した上でしょうけど。


インテリア雑誌でも、まるでファッション雑誌のような構成が「うけている」昨今です。

美容室にお気に入りの俳優さんの切り抜きを持っていって、「すいません。こんな風にして下さい」とは、さすがにインテリアのコーディネートの場合は軽々とは言いづらいですからね。

だって、髪型はセット料金も決まっていてたかが知れていますけど、家具やインテリアの場合、インテリア雑誌から抜け出たような部屋にしようとするときなど、

○百万円!?

なんて請求が、もしかするとくるかもしれません(笑)


雑誌の切り抜きを見せられたショップのアドバイザーも戸惑うでしょう。

仕入れのルートがないと、珍しい家具ってなかなか手に入らないですから。


で、結果、私もインテリア雑誌は「立ち読み」で十分だと言い切ってしまいました(笑)


商売であれば雑誌を購入し、ファイルしサンプリングするのはわかりますが、新築やリフォームの予定もない、ただ「好きだから」という人などは、今のインテリア雑誌をわざわざお金を出して買うにはちょっと無駄っぽい気もします。

本屋さんで30分も立ち読みすれば、目に焼き付くでしょうし(笑)

でも、さすがに「写メル」のは止めましょうね。あれってギリギリ犯罪ですから。




そんなこんなで先日、建築士の友人との会話の中で、「垣根が低くなったよね」って話しが出ました。

要するに、インテリア雑誌と建築を専門とする雑誌の中身の垣根のことです。

建築雑誌の程度が低くなったのか、それともインテリア雑誌が平気でその領域まで軽々と越えたのかはわかりませんが、とにかくファッション的にすべてを見せるビジュアル技術が重宝される「今」では、それも読者のニーズなのだろうってことになりました。


顕著なのは「Casa BRUTUS」。

知らん顔で「丹下健三」氏建築や「谷口吉生」氏を特集したりしますからね。(笑)

しかも内容が結構深いわりに分かり易い。

写真のビジュアルがキレイですから、ライターさんの記事にも感情が移入し易い。

以前からですけど、「Casa BRUTUS」が流れを変えたのかな?って気もします。


どこかのカーテンレール会社の雑誌社の出す「買わせるための」トレンド作りの雑誌のようではなくて(もっともそういったモノは、すぐに休止に追い込まれますけど)、良質な情報発信には拍手を贈りたくなります。


私が若いころにこんな雑誌が立ち読みできていれば、世の中を斜めに見ることもなく、「すくすくと良い子に育っていたのになぁ」って思ったりもします(笑)



さきほどから「立ち読み」「立ち読み」と、雑誌業界の人が聞けば「ぶっとばす!」なんてことになりそうな事ばかり言っていますが、さて、気を取り直して。

今回は、「家具好き」「インテリア好き」の人もインテリア雑誌だけではなくて、どうせ見るなら「新築」、「建て替え」、「リフォーム」の雑誌まで見てみましょうのすすめなんです。


例のごとくやたらと余談が長くなりましたが(笑)、それらの雑誌も程度の良い内容のモノが、ちらほらと出版されていたりします。

そういった雑誌はスポンサーが山ほど付きますので、カラー写真てんこ盛りでも価格が安いです。

ほとんど1.000円以内!

中には500〜600円程度で極めて上質な情報が得られるものもあります。

これは「買い」です。


ただ、

ただですね、先にも言いましたがそれらはスポンサーがてんこ盛りなんです。

やっぱり商品を買ってもらえないと意味がないんです。

そんな買ってもらうための「罠」もてんこ盛りです。


しかし、なかなかそうだとは分からない構成になっています。そのあたりが上手いんです。

私などは思わず笑ってしまいましたが、それほど巧妙に「罠」が仕掛けられています。

今回のシリーズでは、いかにそれらの巧妙なトラップをかいくぐりつつ、上質な情報のみを得ることができるのか、そんな雑誌の「読み方」を紹介していきます。



ちょっとその「さわり部分」を、、、


□ システムキッチンについてのクチコミ例、

・ その1、

本当は欲しいキッチンがあったけど、「こちらにした方がお値打ちですよ」と言われ、住宅メーカーおすすめのキッチンに。

確かにグレードの割には格安だった。

でも、面材の色は気に入らないし、上部の棚は使いにくくてほとんどがデッドスペースに。

長く使う事を考えれば、値段で決めるべきではなかった。

(愛知県 とある男性より)



さて、もっともだと感じるこの文章の裏に隠された、企業側の「真の思惑」とは?



次回に、つづく、、、





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