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■ [ インテリアの「格」を上げていきましょう ]

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「家具を安易に買わないこと」

と、

「安易に家具を買わないこと」


「家具」と「安易」を入れ替えただけの言葉の羅列ですが、その意味は微妙にかわってきますねぇ。


前者の「家具を〜」の方は、家具やインテリアショップに足を運び、「あっ、これ」みたいな「一目惚れ」買いは、家具などの購入には「あまりよろしくない」ので、

できれば「一目惚れ」した!って思った時はひとまず、目をつむってでも退散し、一日じっくりと「間」をあけてから、それでも自分の想いが本物であると確信に至った時に、買いましょう、ってことです。


後者の「安易に〜」の方は、年末には歳末バーゲン、年始には初売り・福袋(大型家具のチケット入りとか、あの手この手の販売作戦)、そして今の時期はクリアランスセールなどなど、

カラーできれいなチラシやうたい文句には、店に入る前、最初っから「気を付けましょう」ってことです。



お子さんの新入学の時期に合わせ、若干早くてもランドセルなどが安売りされるシーズンでもありますが、家具屋が「なぜにランドセル?」なんて疑問も抱かずに店内に入ると、

ほれランドセル、あら学習机も、こりゃ風水的には本棚も、なんてことになりかねません。



お金ってね、 実は、 使えばなくなるんですよ。  知っていましたか?



我慢しよう! 我慢しよう!

あなたのその辛抱強い「我慢」が、あなた自身や家族の、インテリアの「格」を上げてくれることでしょう。


例えば、売れっ子のクリエイターたちの下積み時代のお話しで、

「安直なデザインと、その代用品に囲まれて生活することがイヤだったので」、

それこそ仕事に必要のないモノにはほとんど金をかけず、極端な人ではダンボールの食器棚と、ビールケースを並べた机だけで過ごしていた、

なんて噂をよく聞きます。


「だって、イライラするっしょ。半端なデザイン見てると、さっ!」 だって(笑)


自分の苦労話しや貧乏話しに尾ひれを付けて自慢するのは「そっち系」の人たちの常ではありますけども、

「自分の目線の高さ以下のモノや、合わないモノを自分の周囲に持ち込ませない」という強い意識は、確かに「アリ」です。



新築後やリフォームの後は何かと別に物いりなこともあって、「しかたがないんだけど」ついついお安い代用品を購入してしまいがちなものです。

引っ越ししたての時もそうですね。

出費がかさんでインテリアなんかに予算がまわらない。

「とりあえず」その時をしのぐ意味でも100円ショップに走ってしまうものです。


いや、いいんですよ、別に100均でも。悪いなんて言ってません。

ただ、そればっかりって言うのもねぇ。


そしてこの時期、「安売り」や「セール」なんて言葉に、耳や目が、そして心が奪われてはいませんか?



あのね、

どんなに小さな食器や用具、雑貨であれ、たぶん3〜5年程度は使いませんか?

そんなに次から次ぎへと、買っては捨て、買っては捨て、そんなことできますか?


人ってね、そんなにモノを気軽に捨てられるような精神にはできてないんです。

だから、溜まるでしょ。いっぱい、溜まるでしょ。

そして、

片づけられなくなるでしょ。 そうでしょ。


買ったはいいけどちょっとしか使わないし、あんまり好きで買ったモノでもないし、


そんなのに囲まれて暮らすぐらいなら、最初っから買わなきゃいいのに、

でしょう?


本当に自分が欲しいと思うモノが買えるまで、「我慢」する!


我慢しよう! 我慢しよう!



売れないインテリアコーディネーターや、家具屋アドバイザーは一様に「貧乏」です(それらの方々、すいません。)

目の前に有名デザイナーの作品や逸品・珍品、欲しいモノばかりです。

でも、買えないんです。

そんなにお給料をもらっていないから、貧乏な子ばかりなんです。

そうすると、我慢強い子になるんです。

そしてその我慢こそが、アドバイザーとしての「目」を養い、インテリアに関わる者としての「格」を身に付けていくのです。

※10人に一人は。  たぶん。。。



バーテンダーが作るカクテルの中で、一番難しいカクテルが「水割り」だと言われます。

水とウィスキーの絶妙な割合。


「のんべぇ」には一発で分かります。水割りでそのバーテンの腕の良し悪しが。

もっとも近頃では、ウィスキーなんてみんな飲まなくなってきているようですけど。


シンプルだからこそ「そのモノの本質」が見えてしまうことは、家具やインテリアの世界でも同じです。


モノは多いけれども雑多で安直なデザインに囲まれている空間よりも、モノは少ないけれど何もないわけではない。とてもシンプルで「潔さ」のある空間。

比べるべくもないですね。

モノを多く持っているから幸せだとか、豊かなわけでは決してないんです。



あなたが飾るその空間、あなたそのものが出ています。



さっ、我慢しよう、我慢しよう!(笑)


家具に限って言えば、「あのとき買っておけば!」なんてことは、絶対にありませんから、安心して下さい。

その店で買い損ねても、また次ぎが必ずあります。

ショップはいくらでもあるんです。機会はいくらでも訪れてくれます。


そう、インテリアの「格」を上げていきましょう。






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