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■ [ 日本独特? 「水まわり」の妙 ] 

………………………………………………………………………………………



 〜 日本独特? 〜

 
 
 
 「水まわり」の妙。


建築家であれば頭を悩ませるところですが、I C ではどうなんでしょう?


少し前の日本では、自宅のプライベートな所、例えば台所やバスルーム、それにトイレといった水まわりは「なるべく人の目に触れにくい所」に、

日当たりの悪い所、家の隅の方などに設けられることが当たり前のようでした。


自分の幼い頃の記憶をたどっても、私などはそうでしたねぇ。

皆さんはどうだっでしょう? 覚えていますか?



なんともこのような考え方は「日本的」なものですが、

ちなみに、そのような水まわりから漂ってくる「臭い」や「湿気」をリビングや座敷の方に来させない「工夫」や「知恵」という見方も出来ます。


よって、ご年輩の方々の要望に建築家などは必然として間取りの制約ができてしまって、「頭を悩ませる」ということになります。



しかし、です。

昨今の水まわり製品の進化は目を見張るものがあります。


例えば、「トイレ」などのCMがゴールデンタイムに流されることなど、つい最近までは全くありませんでした。

ところがどうでしょう。

今では、とてもお洒落なイメージで、まるでリビングかなにかのようにトイレのCMが平気で流れされるようになっています。

機能性にしても、「そこまでやるか!」と笑ってしまうものまであります。


もちろん業界の涙ぐましい努力の賜物だと思いますが(その辺りの事情で感動したければ、故NHK番組「プロジェクトX」をご覧下さい)、

それプラス、近年の日本人の「考え方」の大きな変化にもあると思います。



「渡辺篤史さんの建物探訪」でもよくあるシーンですが、

まるで「カフェ」への入口のようにお洒落な玄関から、すぐに目の前に広がるリビングにダイニング、そして「キッチン」。

例えば、庭が見えるバスルームなど。


地方の工務店に言わせれば、とても「信じられねぇ」って話しになります(笑)




考えて見ると、日本の建築は「美」と「機能性」を従来合わせ持った素晴らしい家屋を生み出しましたが、

日本独特の思想が、同時に「空間」に「制約」をかけてしまうものでした。


しかし先に挙げた科学的な「機能性」と、なによりも「デザイン性」を兼ね備えた水まわり製品は、「住む」ということにおいての「脇役」から「主役」にも押し上げてしまうようです。


私から言わせると、それが本来的な制約から、なによりも「自由」な発想を与えてくれているように感じ、なんとなく「嬉しい」思いがします(笑)





 
〜 キッチン 〜



昨今、特に注目されているのが「食」に対する考え方です。

健康志向も手伝ってか、自分で良い食材を選び、そして自分で調理をする人も増えてきました。


「料理をする人が増えた」なんて言い方はとても「不自然」な表現かもしれませんが、両親とも共働きが「普通」となった現代では、

「出来合」のモノを子供に与え、また各食品メーカーもそれらの家族や、独身で居続ける人をターゲットとした分野に力を注いできました。


なにが良くてなにが悪いなどとする議論はここでは控えます。

話しが前に進まなくなりますので(笑)



ちなみにマスコミなどでは「家族のコミュニケーションが希薄になった」と、まことしやかに問題視される報道も多くあります。

確かに統計を精査する限りでは、家族のコミュニケーション不足による諸問題は本当に多くあります。

しかし「それならどうするのか」と頭を働かせるのも、これまた人間というものの良いところで、 I C としてもその問題解決にひと役買いたいところです。



さて、家族のコミュニケーションを考える際に、まず真っ先に頭に浮かぶのがキッチンではないでしょうか?

「食」が人を作るとも言います。


先に挙げた「健康ブーム」というキーワードも大切かもしれませんが、「家族」という「核」を相手にするのであれば、その家族のより良い未来のために、

「キッチン」をとことん考えることは、「流行」などいうマスコミに作られた雰囲気に操られたキーワードより、よっぽど大切にしなければならないものだと思います。



「食」は文化であるとも言われます。

朝食を家族で取らない、取れない。

夕食に家族がそろわない、顔が合わせられない。

そのような文化を持つ家族は、まず間違いなく「問題」を抱えています。

「そんなことはない。家はうまくいっている」と考えるのは大きな間違いです。

それは問題が表面化していないだけで、潜在的に「破壊」を含んだ大きな問題があるものと考えるべきです。



さて、そんな「深刻なこと」を依頼主に話したのでは、「未来に希望」を持ってやってきたお客様を「不安のずんどこ」に落とすことになりますので、I C としての「奥深さ」として認識しておき、現場では控えておきましょう(笑)



I C の仕事の依頼の中で、1位、2位あたりを締めるのが「キッチン」についての相談ではないでしょうか?


そして最近、特に「キーワード」となる言葉が「リビングキッチン」という考え方です。

「リビング」と「キッチン」を分けてはいないんですねぇ。


単純に言うと、くつろぐ場であるリビングと調理する場であるキッチンを、空間的にも使い勝手よくひと続きにしたものと考えて頂ければと思います。


この柔軟かつ自由な発想は「 I N A X 」がいち早く提唱したもので、TVCMなどでも頻繁に目にしているのではないでしょうか。

雑誌への広告の方が多いですかね、近頃は。



下記は I C にとっては当たり前に口にする言葉ですが、

「豊富な収納をはじめとする機能的の高さ」、

「お洒落なインテリアとも見間違うほどのスタイリッシュなデザイン性の高さ」、


これらが兼ね備わったキッチンが、やっとこさ日本のメーカーでもお目見えするようになりました。


ちなみに I C という商売は、例えばソムリエが上等なワインを称する時のように、「滑らか」に、そして「繊細」に、時には「大胆」に、「詳細」に、

まるでそれを使ったイメージをありありと頭にイメージできるほどの具体性を持って、製品を解説する話術も必要とされます。


「口下手」な私にはなかなかに難しいところではありますが(笑)、そんな問題もはらみつつ、水まわりで重要な「キッチン」についてちょっと見ていきましょう。
 





 
〜 キッチンに求めることは? 〜
 
 
 

さて、キッチンにあなたは、まず何を求めるでしょう?


縦・横、奥行きなどの「どうしても避けられない」サイズは別にして、

「清潔さ」、「機能性の良さ」、いわゆる便利であることなど、


それら以外に、近頃では「美しさ」というキーワードが加わるようになりました。


ちなみに I N A X 製品のパンフレットを参考に話しを進めると、

美しさと清潔さを「手軽」に「キープ」することができる「ワン・スウィープ機能」。

私などは「ワン・〜」などと言う「聞かせるために作った言葉」はどうでもよくて、この場合は「手軽」であること、「持続できる」ことが重要に思います。


I C にとって必要な情報は、「耳障りの良い言葉」ではなくて、その「本質」部分です。



自分をかえりみても分かると思いますが、人は驚くほど「無精」です。

特に近頃の「機能性」という言葉の裏には、「なにかを便利にさせる」ための性能ということではなく、「なにもしなくてもよい」、「なにもさせない」ための性能といったふうに意味合いが移り変わっています。


料理が好きな人には想像もできないことですが、家族への料理を義務や仕方なしで行っている人にとっては、どれほどそれらの役務が苦痛であるのか測りしれないようです。


よく近未来を描いた映画の中で、頭だけがでっかくて、手足がひょろひょろの未来人が出てきたりもしますが、

「あれもしたくない」、「これもしたくない」と忙しげに喋る主婦の話しを聞いたりすると、

(映画の中のひょろひょろが)「わかるなぁ〜」と思います(笑)

宇宙人でもそんな姿恰好で描かれていますね、もしかしたら、この人たちの「行く末かしらん?」と想像してしまいます。



私は素晴らしい家具やインテリアを目にすると、とたんにキラキラと輝き始める女性のそんな瞳が「大好き」なんですが、


その素晴らしい商品群を前に、毎日早起きして子供のお弁当を作る苦労、帰宅の遅いご主人様への愚痴などが口から出る人に当たると、前途多難を思わずにはいられません(笑)


I C は、ラジオの中の子供相談室のおじさんか、教会の中にある懺悔室で様々な「許しをこう」人の話しを聞く神父さんでもあるんですねぇ。

間違っても極端に感情移入してしまわないようにして下さい。




汚れがこびり付きにくく、お手入れが簡単な「ワークトップ」。

油汚れもさっと落ちる「ファインセラミック加工」。

汚れた手でレバーの操作をしなくてすむ「タッチレス水栓」。

蛇口からの水はねの音を低減する「静音シンク」。

収納扉などの開閉がゆっくり静かな「ソフトサイレンス収納」。

作業をやりやすくしてくれる手元やリビングの方を照らしてくれる「コンフォートライト」の類など。


顧客だけでなく、I C をも魅了する機能や言葉がズラッと並びます(笑)


ちなみにリビングとの繋がりを意識したサウンドシステムなども仕様によっては機能されていて、リビングとキッチンの「垣根」がなくなりつつあることを、それら製品群からも見てとれます。


ただし、「顧客が望むことは何か?」を見誤ると、 I C もただの「売り子」さんになってしまうので、十分なリサーチに基づいたコンサルが必要になることは、

言うまでもないこと、ですね。







 
〜 使いやすくて見た目の良いモノ 〜
 
 
 
 
少しここで「デザイン」についてのお話しを。


家具とインテリアにおいても「デザイン」が良いと「機能性」が失われる、もしくは「デザインが良いなら、ちょっと性能は我慢する」といった、

デザインと機能性を「対抗軸」として考える人がいます。


例えば家具屋やインテリアショップでアドバイザーが「それ」をやってしまうと、お客様までが一気に「そのように考えて」しまい、選択肢が狭くなってしまう方向に向きます。


私は「単純にデザインのきれいなモノ、好きなモノを毎日見て暮らすほど、心に、精神面に良い」ことはないのではないかと思っていますが、

これはすなわち、デザイン性の良いモノが持つ、ひとつのメンタル面にかかる「機能性」ということだと理解しています。


だから私は、決してデザインと機能性の両立ができないとは思ってもいないし、口にも出しません。



要は「なにが必要なのか」を考えることが大切なのであって、ショップ内の狭い空間だけを相手にしている「売り子」と、 I C が同じような「過ち」を犯してしまっては、

依頼人までもが不幸になってしまいます。



今は「たまたま」に水回り、キッチンのことについて「グタグタ」と言っていますが、例えばイタリアのシステムキッチン、

なんとも「スッキリ」とした顔つきと雰囲気で、デザイン性と機能性を兼ね備えた優美な存在感があります。

ドイツのシステムキッチンもそうですね。もちろんまだまだあります。


本社ショールームや都市部にあるショールームでは、時々「実演」も兼ねた説明会なども開催されますから、そのような機会に恵まれれば是非を足を運んでほしいと思います。



これらのシステムキッチン、ひと目見て「惚れて」しまう人も多いと思いますが、共通点がはっきりと見て取れます。

ちなみにデザインとは、その時々を映す鏡でもありますが、本当にいつの時代も支持されるデザインには「普遍性」があります。

ここで言う普遍性とは、簡単に日本語で言うと「スッキリ」感といったところでしょうか。


ね、デザインだぁ〜機能性だぁ〜と言ったところで、何も難しいことではないでしよう?

言葉にするともっと簡単!

「使いやすくて見た目の良いモノ」!


基本的に「ここ」だけ押さえておけば、後は話しの流れのまんまです(笑)



キッチンで言えば、フードやコンロの見た目、存在感を極力消したモノや、水道のハンドルひとつでも「細い」デザインのモノを選択したり、

なにも換気扇はキッチンだけに限ったモノではなく、ダイニングの照明に換気扇の機能を持たせたスタイリッシュなモノもあります。


近頃のトレンド(決してマスコミ主導で煽られた流行という意味ではなくて)においても象徴的なのは、例えば玄関。

ファサードひとつを見ても玄関のドアや、窓まわりの演出など、以前までは日本人好みとされていた「立派」さよりも、今では「よりスマート」さを追求したモノへと移りつつあります。


もちろんここで私の言うトレンドなども「人好きずき」で、好みなどは十人十色であることは「当たり前」の話しです。



要するに「なにが言いたいのか」というと、

デザインと機能性は決して両立しないのではなくて、「両立するよう依頼人のために心を砕く」のが I C の仕事でもあるのだと、ちょっぴり考えて下さい。

ということです。



そんな自分の心を「試す」のにちょうど良いのがキッチン(水回り)です。






 〜 自分のバックボーン 〜
 
 
 
 
TVに出演していたある I C は、「コーディネートは、パズルみたいなもの」と称しましたが、

「あららら、またやっちゃったよ。」と、私などはその発言を聞いてまた頭を抱えこみます(笑)



I C の仕事がパズルであるとするなら、私たちは、パネルからその素材、大きさ、デザインも選ばなくてはならないし、

ピースは500なの? それとも1.000?


なによりパズル自体の内容を選ばないと、風景なの? キャラクターなの?動物? 建物?

仕上げのワックスの塗り方から種類まで。


そして、そのできあがったパズルを「どこ」に掛けるのかの選択も必要になります。



顧客が例え「パズルのようなもの」と思って仕事を依頼してきたとしても、I C はそれほど気軽に物事を考えるわけにはいきませんね。



そのTV番組の協賛も、大手建材メーカーにハウスメーカー、不動産屋などがあり、それ以外の会社の製品は、一切映っていませんでした。


当たり前と言えば当たり前ですが、それではせっかく顧客が「猫」のパズルにしたいとの希望を持っているのに、「いやいや、犬の方が絶対に良いですよ」と、

I C 側の方が顧客の選択肢を狭くしているのと同じことです。



ビジネスなのですからそれが「悪い」などとは言いませんが、お客様はともかく、自分自身が「そのこと」をハッキリと認識していないと、お互いが不幸に結果になってしまいます。



そのこととは、自分の持つ「バックボーン」のことです。



今、大きな問題となっている「パロマ」の事件など、最たる例ですね。

この事件の犠牲者に若い人が多いのは、比較的家賃の低いマンションやアパートに問題の湯沸かし器が設置されていたケースが多く、安かろう悪かろうを承知で、

企業も国も、問題を「ほったらかし」にしていたことがこれほどの死者を出し事を大きくしたせいでもありますが、


あなたがもしこれを選択していたとするなら、今、「どんな気持ち」でしょうか?


パロマの対応は、少し前にエレベーター事故を起こしたシンドラー社の対応を想い出させるようで、「実に不愉快」極まりないものです。



要するに顧客は、「使いやすいこととデザインの良いこと」を条件に提示するでしょうが、I C はそれだけで製品のチョイスをするのでなく、

製品を作った会社、歴史、経営状態、ポリシー、体質、そんなまるで「株」を張る相場師なみの情報を必要とする場合があるということです。


そうでないと、自信を持ってコーディネートなどできないでしょう?



キッチンを選ぶとき、


今では特にスタイルにうるさい人が多いでしょうから、

なぜなら、スタイルが間取りに大きく影響を及ぼすことを、お客様側も知っているからです。


独立型を選択するのか、オープンなスタイルを好んでいるのか。


対面型が良いのか、壁付け型の方が良いのか、とにかくスタイルによって間取りは大きく変わります。


また、I 型なのか L 型なのかも重要なポイントですね。


通常であればこの程度のことはプランニングの前に顧客自身が決めておいてほしいところですが、


「いったい何を質問してよいのか、まずそれがわからない」という人も多いものです。



顧客は「パズル」だと思っていても、I C 自身は、製造者側の視点も持ち、なにより顧客側の視点も必要とする、

「ビジネス」なんだと認識しましょうね。



家具屋のアドバイザーのように、これがダメなら次ぎはこれ、ほら今度はこれ、みたいに展示品やカタログで、空いた場所に適当なピースを当てはめるような仕事をしてると、


間違いなく、お互いが不幸になりますから。






 〜 新築を機に!? 〜

 
 
 
 
「なぜ、システムキッチンなの?」


システムキッチンを選択する理由を挙げるとすると、それは「統一感のあるデザイン」と、「メンテナンス性の高さ」、この2点に集約されるのでないかと思います。


システムキッチンは、収納部にも使い勝手の良い「工夫」のあるモノが多くて、例えば、包丁、カトラリー、調味料など料理をする際に必要なモノを、それぞれに収納場所がコンパクトに決められているタイプも多いですね。


でもでも、

「これは便利!」だと薦める側が思う反面、顧客の使い勝手も考えて選択しないと、

その仕様に合わない人だと逆効果になってしまって、「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

新築によくあるケースですね。



「新築を機に」、

よく耳にする言葉ですが、これこそが「要注意」です(笑)



つくづく思いますが、人はよほどの覚悟がない限り、そうそう生活習慣も含め、変われるわけではありません。


新築を機に、「あれしたい」、「これしたい」、「あれ欲しい、「これも欲しい」と夢が大きく膨らむのは結構なことですが、

I C までその膨大に膨れ上がった「夢想」に引きずられてしまうと、後日、お伺いした時に、お互い「恥ずかしい」思いをします(笑)



夫婦共働きの家族が、「憧れ」から、新築を機に「対面式」システムキッチンを設置しました。



映画でよくあるシーン、

妻が出来立ての朝食を、カウンター越しに夫に渡します。

やがてテーブルはトーストにサラダ、目玉焼きとベーコン、オレンジジュースでいっぱいになり、夫婦が向かい合って朝食を始める。

朝日が二人を静かに照らし、二人の会話も弾む。



な〜んてこと、「最初」だけですから(笑)



「共働き」なので、実際の生活は「料理を作るのも自分」、「食べるのも自分」なんですねぇ。

そうすると、逆にその憧れのカウンターが、「自分で食器を持って回り込むはめ」になり、邪魔になって、腹が立って、蹴飛ばすことになります。


めっちゃ面倒ですねぇ(笑)




I C とは面白い商売で、

今思っている「ハンデ」が、くるっとまわって「強み」にもなったりすることがあります。

「私は主婦で、人と接する機会がないから、商談なんか無理かも」、

「子供もまだ小さいし、忙しくて時間もないから、無理ねぇ」、

なんて、それが逆に「強み」にもなります。

主婦だからわかること、子育てをした人だからわかること、結婚しているからわかること、目が回るほど忙しい人だからわかること、



ビジネスだから、「大きく」儲けようと考える必要はないんです。

I C とは、必要だと思ってくれる人の「ため」になって、始めて「お金」の発生する商売です。


だから、主婦業の合間に、例えば週末だけでも、これは「夫」の立場でも言えることだと思いますが、「人のお役にたててなんぼ」の商売魂さえあれば、どこでも、いつでもできる商売です。


社会人成り立ての、恋愛上手、口先だけの小娘 I C より、よっぽどお役に立てると私なんかは思いますけど、いかが?(笑)






 
 〜 心して、レンジフード(笑) 〜




「成果の出ない努力は、しょせん道楽である」


実際に私もそう思います。

ガキじゃないんだから、努力はした、だけの自己満足からは、もう卒業しましょうね。




さて、今回はレンジフード、

意外とお客様はシビアに選択しています。


最近では、住宅事情、主に「高気密化」によって「高捕集タイプ」のモノが増えています。

つまり、I H 、ガス、この両方に対応できるものですね。


高気密住宅では、同時給排気や、常時換気タイプを選択するのかどうかは、その家全体の換気計画を考えて決める必要がありますから、

「どうすべき」かは、設計者とよく話し合う必要があります。


決して、I C と顧客だけの話し合いで決めてしまわないようにして下さいね。


ちなみに、コンロとレンジフードとの連動性がある場合、設置されているコンロに対応しているのかの確認も必要です。




捕集性の高いタイプのモノで、今のところ見聞きしているデメリットとして顕著なのは、「音」、ですねぇ。


よくあるパターンですが、オープンキッチンにして、それで捕集性の高いタイプを選んだは良いけれど、「どうもその音が気になる」という人が多いようです。

だから結局「スイッチは弱ばかり」ということに。



これはシステムキッチンでも、他の水回りでも言えることですが、「音」を気にする人は、ホントに「気にします」。


「神経質」であるというよりも、なんだろう、その人の「心のありよう」で気にしたりしなかったりがあるようです。


なにか心に引っかかること、例えば仕事がうまくいっていない時、子育てに苦労が多い時、自分の思うようにならない時など、

生活面でのイライラが、特に作用するようです。

そして、一度気にし出すと「もう止まらない」ってケースです。


とは言っても、面と向かって顧客に「あなた、イライラしてますね」なんて言えはしないですから(笑)、前もって、設備・機能だけでなく、「音」に関してもいろいろなケースで確認する必要があると、私は思います。



後、これも注意したいところですが、「同時給排式」にした場合、面倒な、窓をいちいち開け閉めして空気の入れ換えなどをする必要がなくなることもありますが、

排気したところから、また空気が入ってくるという状態を気にする人もいます。


私自身がこういった事を気にするタイプなので、お客様の気持ちはよく分かるのですが(笑)、自分自身、無神経っぽい!って自覚のある人であれば、

やはりアフターフォローにおいて、実際の「声」をしっかりまとめた自分だけのマニュアルの作成も必要になってくるでしょう。

そして、事前に「クレームの種」を潰しておくという必要があります。




お金を出せば、当然に良いモノが手に入りますが、それだけで良いというわけではありませんね。

常に「コスト」との闘いになります。


レンジフードひとつ取っても、「下手」を打てばすべて I C の責任にされかねません。

一度信頼を無くした I C は惨めですからね。


心して、コミュニケーション、リサーチを怠ることがないようにしたいものです。






 
 〜 食器洗い機 〜
 
 
 
 
食器洗浄機、これねぇ、メーカーによって「形」や「特徴」などホントに違ってくるので、生活スタイルをよく把握して選ばないと「えらいこと」になります。


大型電気店に足を運ぶと、大方のメーカーのモノはそろっているので、食器洗浄機のコーナーで一日でも勉強してみて下さい。

ただし、一店舗だけを比較検討するのではなくて、別の電気店にも向かう必要があります。

電気店により、取扱の商品の種類や数が違ったりもしますから、やはり地域内、もしくは県庁所在地にある電気店程度は全部網羅すべかと思います。




さて、その食器洗浄機。

生活スタイルで大きく選択肢が変わってきますが、

例えば、家族の人数が多くても、食事の時間帯が各個人バラバラならば、無理して大型のサイズを選択する必要はありませんね。

小さいサイズで、回数を重ねれば大丈夫だというケースもあります。



そして食生活のパターンも考えないと。

ご家族の健康のために、なるべく「油モノ」を控えるようにしている家庭では、それほど機械の「洗い方」にこだわるような高性能機種は必要ないかもしれません。



逆に、4人程度の家族であれば、一番大きなサイズにして、一日一度回せばオッケーみたいな利用の仕方も考えられます。

むしろ、その方が水道代や洗剤コストが安上がりの場合もあります。

もっとも、それが衛生的かそうでないかは判断の分かれるところですが(笑)



システムキッチンを選ぶ際、「オートムーブシステム」を選ぶ家族も増えています。

機能的にはけっこうスムーズに頭上から下りてきます。

そのおかげで、「シンク下の収納」が増えて嬉しいと言った声も聞こえますが、

まっ、これも「新しいモノ」好きの人には最適ですが、考え方ですね。




一見「良いところ」ばかりのようにも見える食器洗浄機でも、当然に「ん?」なところもあります。

むしろ、そちらの方の理解を得ていないと、後々「大クレーム」となりますので、十分に注意したいところです。



例えば、食器の乾燥の時間が長くかかる場合、お子様用のプラッチック(プラスチック)食器などの状態が心配になりますねぇ。

熱で「歪んだり」しないかなぁ〜って。


そして乾燥時には機器から温風が出るために、部屋が暑くなってしまうケースもあります。

クールビズ真っ盛り、なのに、そのために部屋の冷房の温度を下げないとダメみたいなことになるかも。



それに、結局は大きなフライパンや鍋は機械の手を借りず、自分で洗ってしまいます。

機械のサイズに食器の量がそろわない場合なども、結局は自分でなんて。



ご年輩の家庭であれば、けっこう小さいサイズの小鉢などを利用しますが、そんなのは機械の中に少ししか入りません。

「和食」中心のご家族には、食器洗浄機が向かない場合もあります。



ねっ、少し挙げただけでもこれだけメリット・デメリットのある食器洗浄機。


「あぁぁーーーっ、もういいや、これ!」

なんてことにならないよう、あなたがベストをチョイスしてあげて下さいね。







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