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■ [ どこ 見てます? − 箱モノの選び方 ] 
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「収納家具」、いわゆる「箱モノ」と呼ばれる家具ですが、

タンスや本棚、食器棚など、作られた素材によって「価格差」が出やすい家具たちですね。



「私の家族は主人の仕事の関係で引っ越しが多いんですが、そんな場合の収納家具の選び方って、ありますか?」

なんて質問がありました。



なかなか「通」な質問だなぁ〜と感心しましたけど、確かにそうですね、

引っ越しの多いご家庭や独り暮らしなど、先行きが流動的なご家庭の場合、「これ気に入ったんだけど、ちょっと高いなぁ」なんて家具を買うとき、やっぱり躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。


特に箱モノはサイズが大きいし値が張るしで、2年3年周期で暮らす場所が変わる人の選び方には、確かにコツなるものが存在するかもしれません。



ちなみに読者の皆さんは、箱モノを選ぶ際、「どこ」 見ていますか?



うんと、カラーボックス? 「板の厚みなんてどう?薄くない?」


この本棚、「背面の処理はきちんとされてる? 裏だから見えないなんて、安易に考えてると後で泣きますよ。」


シューズボックスなど、「扉なんか、大きな面を魅せてても安っぽく感じない?」


組立式の収納家具、「ネジどめ部分などは、それなりに見栄え良く、又は見苦しくないように配慮されてる?」


「どれくらいの量や重さが大丈夫なんだろう?」


そもそも、「基本的にデザインはオッケーなの?」


なんてところが一般的に言われる収納家具の選び方ですね。




箱モノってね、同じように見える形でも、高級材で作られていれば何十万円、何百万円するし、プリント合板なら「いちきゅっぱっ」なんてことも。


収納家具は「面」で構成されている家具ですから、材料のコストがモロに反映されてしまうんです。


家具はブランド、良いモノ限定!!なんて人も、さすがにそれなりの箱モノを買う時は、ちょっぴり勇気がいるものです。



そうかといって、家具屋店員さんやちょっとかじった人なんかは、

「これはチープ、あれは合板、だからダメ!」なんて、

見ている箱モノをポコポコ叩きながら悪口を言う人もいますけど、

私はあんたの頭をポコポコ叩きたいっ!てなところです。



私、心底思うんですけど、

高級材をこれでもかって使って、目ん玉飛び出そうなくらい高い粗悪なデザインの収納家具よりも、

ぜんぜん安価で、でもデザインの良い収納家具はごまんとありますから、そっちの方が「絶対マシ!」って、ホント、心の底から思います。


もっとも高級材のグッドデザイン家具に越したことがありませんが、そんなの頭の中を突き出ますから、ここでは話題の外に。

もともとそういう家具自体、何世代にも渡って受け継がれるモノです。



ちなみに、ここで言う「安価で良いデザイン」とは、例えば値段の安さや、使われている素材のランクをあまり感じさせないもの私は言います。


危ういのは、「安っぽさ」なんてものは極めて本人の感覚的なものになりがちですから、普段から良いモノ、良いデザインに目を慣らしておくことも必要ですね。


なんでもそうですが、「見る目」ってのは、積み重ねられた経験から養われます。

決して自分勝手な思い込みや想像だけではありません。


そんなコンセプトで成功しているのが、「お値段以上、ニトリっ」だったり、「無印商品」だったりするのでしょう。


イケアなんかもその代表格のようですが、日本人てのは「北欧!」ってだけで「ふわぁ〜っ」てなっちゃいますからねぇ(笑)

当たり前の話しですが、北欧家具とひと言でいってもピンキリです。


本物の安物の中にちょっとだけ安っぽく見えないような家具もありますから、本人の「見る目」ってのは必要ですよ。


もっとも近頃の通販家具や、中国産のモノが席巻する地方家具屋でも、「安っぽく見えない家具」のチョイスに力を入れていますから、

やはりコーディネート次第となるのでしょうか。



それで、せっかく家具FUNの読者なんですから、もう少し「見る目」ってのを自慢したければ、

「設計上の工夫」なんかも吟味して家具選びを楽しんで下さい。


「木口の処理は? スチールの溶接なんかキレイに出来てる?」


とっても細かい部分だったりもしますが、やっぱり「神は細部に宿る」んです。

意外と家具を決定付けるのは、以前も言いましたが「そんなところ」だったりもします。





さて、話しを

「私の家族は主人の仕事の関係で引っ越しが多いんですが、そんな場合の収納家具の選び方って、ありますか?」

に戻しますが、


結論、

「懐(ふところ)具合とご相談下さい」ってところです(笑)


だって、「お金」を出すの私じゃないんだから、こんな質問だけで答えなんか出せるわけないじゃん!


と までは言いませんが(笑)

基本的に箱モノの選び方はそれほど難しくはありませんよ。


引っ越しが多い → 高級材でもデザインはちょっとな箱モノ、ほら消えた!どん!


カラーボックスでもオッケー? 衣装ケースを重ねただけでもオッケー?

→ ほら消えた!どん!


後は、冒頭に示した収納家具の選び方の基本にのっとって、いろいろな家具屋さんや家具の通販サイトを見比べて選べば、

それで 「いいんでないの?」



あっ、そうそう、それからもう一つ重要なことは、


「 自分を信じて、楽しんで選んで下さい。 」







■ [ 洲本市立図書館の Y チェアー ] 
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「 Y チェアーが好きで好きでたまらない!」

なんて「おちゃめ」なメールが届きましたので、Y チェアーについて少々。


ご存じの通り Y チェアーの作者は ハンス・J・ウェグナーです。

このウェグナーって人物は、生涯を通じて500脚以上の椅子をデザインしたと言われています。

たぶんね、それと知らずに腰掛けている人もいっぱいいると思いますが(笑) 、

例えば淡路島にある洲本市立図書館、ここはその Y チェアーに腰掛けて読書を愉しむことができます。


その他にもトーネットの NO.14 であったり、M O 8002 が置いてあったりします。


なんとこの図書館、デンマーク製で統一されているんですねぇ。

北欧好きには「たまらない」!(笑)



どんなに憧れようが、私には絶対に訪れないであろう「読書と酒と、釣りだけの日々」が、こんな図書館には表現されています。

さすがに「酒」はないけど。



まっ、椅子の種類なんてこれっぽっちもわからなくて良いと思います。

それでも利用する人にそれぞれに愛されている椅子の様子が、心地よく胸を打ちます。



深読みはして欲しくないんですが、

秀逸なモノが周囲に「まぎれている」って姿、なんとなく「良い」、

と、私は思います。


なに、ただの独り言です(笑)








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