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 [ 何ごとか? ] 
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アインシュタイン。

そう、相対性原理を確率し、物理学の発展に多大な功績を残した人物ですね。

相対性原理は知らなくても、あのひげ面の独特の風貌を知らない大人はまずいないと思います。



新年一発目から「何ごとか?」とお思いかもしれませんね(笑)

まっ、特に小難しい話しをしようとしているわけではありません。




「ただの思いつきでできるようなものは、この世の中に断じてない。」

彼がその信念として抱き続けていた想いを、最初にちょっとご紹介したいだけです。



アインシュタインの相対性原理は、当時のドイツの瓦職人さんが高い屋根から転げ落ちるのを見て思いついたと言われています。

私などは相対性原理よりむしろ、転げ落ちた瓦職人の方を心配してしまいますが、


そのことに関してある人がアインシュタインに尋ねたところ、アインシュタインは以下、こう答えたそうです。



「そんなことはありえません。

確かに瓦職人が落ちたのは事実です。

ですが、それからヒントを得てあの原理を発見したのではありません。

それ以前から散々考えたり実験したりしていたところに瓦職人が落ちるのを見たんです。



よく世の中ではリンゴの落ちるのを見てニュートンが引力を発見したと申しますが、それも同じことです。

ニュートンは地球には引力というものがなければならないとずっと考えていたところに、例のリンゴが落ちただけの話しです。

リンゴが落ちるのを目で見ただけで、引力を発見できたなんてバカな話しはありません。



心で見ることが重要なんです。

心で考えていることに、ちょうど当てはまったものを見て、一種のインスピレーションを受けるのです。



かつて私は、自分の書斎の窓が大きすぎるので半分に縮めて、その下に戸棚を作ったことがありました。

それを見たある人が、これは良い思いつきですねと言いましたが、でも、それは決して思いつきなどではありませんでした。

私は長い間、その大きすぎる窓がイヤでイヤでたまらず、ずっとなんとかしたいと気を使っていたところに、ふと、下半分を戸棚にしたらどうだろうという考えが浮かんだのです。



科学上の大発見も同じことです。

ただひょっと思いついたのでは決してないのです。

インスピレーションは決して空虚な心には与えられません。

それを得ようと、それこそ血のにじむような苦心、努力をしている心にのみ与えられる尊い賜物です。

当然、無からは有は生まれません。

長い苦しい努力なしに、ただの思いつきなどいうものはないのです。」





「大切なのは、血のにじむような努力をした道筋です」論は、別誌の「目指せ、インテリアコーディネーター」に任せるとして(笑)


ひとまず、


コーディネートに関しても、「プロとアマ、素人さんとの違いなんでしょう?」とよく質問されることがありますが、それは、

「一分一秒、常に絶え間なくインテリアやデザインのことを考えてているかいないかの違いではないでしょうか?」

私はそう答えます。


そうなると、当然「結果」も違ってくるし、報酬も頂けるということになります。


仕事になると結果だけが重視されますが、それだけでなく、やっぱりその場にたどり着くための日々の努力の過程が最も重要になります。



でもそれは、ビジネス上のお話し。


例えばアインシュタインが、イヤでイヤでたまらない書斎の大きな窓の下半分を戸棚にしてしまうなんて発想は、当事者ご本人にしか思いつかない工夫でしょう。

もしそれがプロであれば、使われていない壁面いっぱいにブックシェルフをオーダーするか、見栄えの良い本棚をどこかに置こうとするでしょう。


インチキ風水士であれば、その大きな窓が本当は良いのだからと、無理からに思い込ませようとするかもしれません(笑)

しかしアインシュタインの望むことの本質は、そんなところにはないはずです。


もっとも、依頼人の悩みを解決することもプロとしての仕事ではありますけども、ね。




ちょっと話しの軸が横にそれますが、「佐賀のがばいばあちゃん」。

オフィシャルHP -> http://www.gabai-baachan.com/ 


夜明け前に起き仕事に出、仕事から帰る道すがら、腰にひもをくくりつけ、その先に磁石を付けてちょっとでもお金になる屑鉄などを引っかけたりします。


おんぼろ家の前の川は「スーパーマーケット」。

「あぁ、貧乏でよかったぁ〜」(笑)


明るい貧乏には、卑屈にならず、くじけず、毎日が一生懸命な姿だけがあります。

その時代、決して珍しくはない状況かもしれないけれど、日々、愛情と工夫と、人としての強さがあります。

人と人とが心から助け合う、そんな日本のいち風景があります。


だからこそ、主人公の小学校時代の運動会、毎年母親が応援に来られない、そして弁当は梅干しと米だけなんだけど、

毎年決まったようにその日にお腹が痛くなる担任の先生のおかげで、すっごいおいしそうなお弁当と交換こすることができます。


だからこそ、中学最後のマラソン大会、応援に来られるか来れないのかわからない中、先頭を突っ走る主人公に応援の声援に声を枯らせる母親の姿に、

「よかったなぁ、本当によかったなぁ」とマラソンの道を先導する先生も涙します。

※「なんのこっちゃ」とお思いの方は、是非とも小説を読んでみて下さい。







インテリアもデザインもね、

インスピレーションは決して空虚な心には与えられません。



人は古き良き時代に「回帰」する。

今年はそんな気がしています。



私などはその自己存在の意義を問われるような年になりそうですが、


世の中が、佐賀のがばいばあちゃんや、「もったいない」の言葉に象徴されるような「モノを大切にする人たち」、

日々を一生懸命生きている人たち、逆に生きることだけに一生懸命な人たちでいっぱいになれば、


別に、「インテリアだぁ〜」、「デザインだぁ〜」、「コーディネートだぁ〜」なんて騒ぎ立てる

「俺っちなんか、いらなくなるだろうなぁ〜」

と期待もしつつ、


             


   新年 あけましておめでとうございます。
 

        今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
 







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