■ [ 自分で触って確かめて、納得して購入することなんです ]
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さて、今までのソファ選びのポイントをまとめると、
□ 四本歩行である犬の背骨は、緩いカーブを描いています。
人間も赤ちゃんのうちは緩いカーブですが、大人になって二足で歩くようになるとS字になっていきます。
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□ 背で背骨をしっかりと支えてくれないソファでは、腰や内臓に負担がかかります。
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□ ソファの背が背骨を適度に支持してくれないと、背骨がアーチ型に曲がり、腹部が圧迫されてしまいます。
それで内臓に負担がかかってしまうのです。
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□ 足の長さに対して奥行きが深すぎたり座が高すぎたりすると、膝裏が圧迫されて血流が妨げられがちになります。
そして足がしびれたり、だるくなってしまいます。
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□ ソファの背で背骨が適度に支持されているとS字ラインが保たれます。
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□ 背骨のラインが自然だと腹部に無理な力がかからず、心も身体も楽です。
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□ 足の長さとソファの奥行き、バランスがいいと足に無駄な力がかからずにとても楽になります。
となります。
つまり家具選びのコツは、
自分で触って確かめて、納得して購入することなんです。
でも、
近頃通販が花盛りだし、見栄えの良い商品ラインナップですから、ついつい電話かウェブの方で注文してしまいますよねぇ(笑)
だからって近所の家具屋に足を向けても、商品の説明だけに一生懸命で、買わせよう買わせようとして、使う側に立ったアドバイスなどしてくれそうもないし。
ましてや、「背骨、ん?」、「座り心地、なにそれ。みんなおんなじでしょ。」みたいなことを家具屋の口から実際に聞いたりすると、
「こいつ、ハリ倒してやろうか!」なんて本気で思ったりもします。
今では家具やインテリアの情報も膨大に飛び交い、ひと昔前のように「知らぬが仏」のような商売ができなくなりつつある家具業界ですが、
まだまだ「売りつけることが専門」の家具屋も多く見受けられます。
高額な買い物になりますから、買った後で泣くより、やっぱり納得のモノを手にしてほしいものです。
自分の部屋は「赤の他人」に見せるためのショールームではないはずです。
デザインや見たくれも大切なことですが、やっぱり毎日自分の日常にからんでくる家具やインテリアは、納得のモノを購入して下さいね。
■ [ ライフスタイルでソファは選びましょう ]
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余談的にちょっと「腰」のお話し。
姿勢(生体力学)の変化により、当然選ぶ家具の種類も違ってきます。
背筋のピンと伸びた若者と、お婆ちゃん、お爺ちゃんでは家具の使いやすさに違いがあるのは当たり前ですね。
稀にあるのが、妊娠している最中にソファやダイニングセットなどを購入しようとする人がいますが、妊娠の時期はできるだけよく利用する家具やソファを選ぶのは止めた方が良いと思います。
なぜなら、「腰」の状態が普段と違うことにあります。
前回も「腰痛」についてちょっとだけお伝えしましたが、妊婦さんも腰痛に悩まされます。
それは、妊娠によって体重が増えることにより、姿勢(生体力学)の変化が始まるからです。
そして次のことが母体に負担として加わるため、腰痛になったりします。
例えば、お腹が大きくなり、重心が前方へ移動ことによって
「腰椎が前の方へ反りすぎる」、「骨盤が前の方へ傾く」、「腰椎や骨盤の関節に負担が大きくなる」、「運動不足による筋力の低下」、「椎間板への負担の増加」などなどが言えます。
こういった普段の生活と違う状態の時に選ぶ家具は、後々「後悔」することが多いようです。
精神状態も違っているでしょうから、
「私、なんでこんなの選んだんだろう?」
なんてことになりやすいんですねぇ。
この点も、注意したいところです。
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□ 張り地のサンプルから出来上がりのイメージをつかんで下さい。
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布、革、ビニールレザーなど、たくさんの種類から張り地を選択できるものがあります。
自分のお気に入りでソファが出来上がるのは楽しいものです。
しかし、サンプルで気に入ったものでも、ソファに実際に張られると雰囲気が変わるので要注意です。
小さいサンプル(生地サン)で選ぶ場合はイメージをよく膨らませ、よく考えて下さい。
※サンプル(生地サンとも呼びます)から選ぶ場合、選んだ生地サンの色より若干薄目にイメージするのがコツです。
生地が張られるとどうしても面積が広くなるため、薄く感じてしまうからです。
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□ 毎日つきあうソファです。色や柄は結局飽きのこないものが一番?
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ソファは思っている以上に存在感のあるものです。
そして長く使う家具でもあります。
座り心地だけでなく、毎日目にしても飽きのこないデザインや張り地を選ぶことが大切です。
くつろぎの時間を豊かにしてくれるソファ。
眺めているだけでも嬉しくなるような、自分のセンスに合ったものを選べば、心からリラックスできるでしょう。
※だからショップ主導のソファ選びではなく、自分で選ぶことが大切なんです。
説得されて買ったモノと、納得して買ったモノとでは、飽きのくる歳月が全然違ってきますからね。
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□ お行儀悪く、ドンって座ってみることも大切なことです。
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クッションを試すためには体重をすべてまかせるように、ソファに「ドンっ!」て勢いよく座ってみることも一つの方法です。
このときクッションを通り越し、お尻にフレームの硬さが感じられるようだとちょっと不安ですね。
よいソファであれば、少々乱暴に座ってもクッションが身体をしっかり受け止めてくれますから。
※もしそんなことで店員がすっ飛んで来て「お客様!なんてことを!」なんて注意などされたら、そのショップでそのソファは買わない方がいいですね。
その程度で軋む程度のものなら、けっして寿命は長くないです。
もっとも、店員さんに断ってから「乱暴に座ってみる」ことは、礼儀だと思います。
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□ どんな素材で出来ているか、スタッフに必ず確認すること。
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以前にも説明したように、ソファの内部構造にはさまざまな種類があります。
使用される素材やその組み合わせ方で、座り心地が微妙に変化してきます。
また、耐久性にも違いがでてくるし、長く使うためにはメンテナンスも必要になってきます。
内部構造については事前に勉強し
、購入前に、購入・ま・え・に、必ずスタッフに確認するようにして下さい。
※ここで聞かれたスタッフが何も答えられなかったり、イヤな顔をするようなら、そのショップでの購入は止めた方がいいでしょう。
また、「うちで 扱っているものは大丈夫。」などと言われることもあるでしょう。
そういった誤魔化しの言葉ではなく、具体的に教えてもらって下さい。
しつこいようですが、なぜそのような家具屋が駄目なのかと言うと、アフターが安心できないからです。
家具は買うことだけでなく、買った後のメンテナンスなどが極めて重要になってきます。
内部構造を説明できないスタ
ッフを持つ家具屋は、そのアフターがいい加減なんです。
そのいい加減さは、価格にもろに反映されます。注意して下さいね。
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□ 他の家具や、カーテン、絨毯との兼ね合いも考えましょう。
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ソファはインテリアの要となる家具です。
そしてお部屋の印象を大きく左右します。
テイストやデザイン、色合いを他の家具とおおよそ合わせるようにすると無難です。
あくまでも、「無難」、なんですけど。
特にカーテンや絨毯、ラグといったファブリックとの相性が肝心です。
カーテンとソファの張り地、ク
ッションなどの布地を揃えたり、センスのよさを発揮して違う布地や革でコーディネイトしたりと、自分だけのセンスで楽しむのもグッドです。
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□ 内部構造はきちんと把握しておきましょう。
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「スプリング」や「ウレタン」にも当然に善し悪しがあります。
「コイルスプリングが使われたソファが上質である」、と考える人は多いようです。
インテリア雑誌でもそう明記されていることも多いし、実際に私もそうお伝えしました。
でも現在では、ウエビングテープなどを使ったソファにも、座り心地、耐久性に優れたものもあります。
また、ウレタン構造のソファも、上質な素材をうまく組み合わせれば、座り心地も耐久性も高いレベルが望めます。
昔からある素材でも新素材でも、良質なものが上手に使われたソファを選べばいいんですが、、、
なかなか難しいですね(笑)
片手間アルバイトやアンポンタンな店員が多いですから、この業界、
ソファの内部構造なんて、知らない方の方が多いでしょう。
この点は、ご自身で知識として持っておきたいところです。
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□ 何年つきあうのか、ソファとのライフプランを考えて下さい。
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「ライフプラン」なんて言い出すとちょっと大げさな感じもしますけど、、、
ところで、「アフターケアは受け付けていますか?」
ソファに限らず、家具やインテリアについての疑問や質問は、ショップに必ず確認をして下さいね。
ソファを使い込んでいくと、必ず必要になるのが張り替えや修理などのアフターケアです。
ソフ ァを購入したショップで受け付けてくれる場合が多いのですが、クリーニングなど専門業者にしかできないものもあります。
どの程度のケアまで受け付けているのか、購入前にショップに必ず確認して下さいね。
購入したショップで出来ないケアは、どこなら受け付けているか調べてもらっておくと、後で困らないですみます。
そこですぐに回答できるショップだと安心ですが、ぐづぐづして返答に困っている様子が見えたら、そのショップでの買い物は控えた方が無難ですよ。
間違いなく、後々トラブリます。
それで、結局「損」をするのは「買う側」の方なんですから。
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□ 長くつきあうために、張り替えや替えカバーも考えてみて下さい。
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良いつくりのソファでも、長く使っていると張り地が擦れてきます。
すっかり張り替えてしまうことも手ですが、始めからカバーリングソファを購入し、替えのカバーを用意しておくこともひとつの手です。
季節の変わり目や模様替えのときににカバーを替えることができます。
なによりも張り替えの為にソファを家から工場に、もしくはショップへ、そしてまた家へと運ぶ手間や費用を節約できるのも魅力です。
ランニングコストをケチって、カバーもすり切れたまんま、スプリングもヘタッたまんま、そんなリビングに置いてあるソファ、よく見ます。
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□ 何年使いたいかで、選ぶソファは変わってきます。
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誰が使うのかというのと同様、
「何年使いたいのか?」で必要となるソファは違うものです。
例えば、一人暮らしで何年後かに広い部屋への引っ越しの予定がある人は、つくりがしっかりした高価なソファより、買い換えを前提にリーズナブルなソファを購入する方が賢いのではないでしょうか。
逆に、末永く同じモノを使いたいと思っているなら、可能な限り贅沢なモノを選ぶべきでしょう。
このように、自分のライフスタイルによっても大きく選ぶソファは違ってきます。
ショップによっては、ホント、アドバイスがあてにならないところがありますからね。
お金を支払うのは「自分自身」なんですから、後悔のない買い物をして欲しいと思います。