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巨匠の魂」が息づく作品です。自分のモノにすることの喜びを感じる、まさに芸術品ですね。

LC1
ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの3人によって生み出された名作チェアです。背もたれは回転構造になっていて、座る姿勢に合わせてリクライニングが可能です。アーム部分は十分な長さと弾力性があり、深く身体を誘ってくれます。最小のデザインでソファに匹敵する安楽性を実現しているということですね。これが名作と言われる所以です。
ポニー柄の場合、座面の仔羊の毛皮は、自然素材を用いているため世に二つとない柄を楽しむことができますよ。

LC4
ニューヨーク近代美術館「MOMA」の永久展示品で、寝椅子の中でも最も人々に知られているとされるのがこの「LC4」です。ル・コルビジェが「休養のための機械」と呼んだこの椅子は手動で角度調製ができて、台座を外せばロッキングチェアとしても使用することがでる優れモノです。
ル・コルビジェと、彼の従兄弟であるピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの3人の共作で、
1928年にすべて出揃うことになった「LC」のシリーズのひとつです。

LC3
建築家であるル・コルビジェは家具を“住宅における設備”と考えて、単純化と機能性を追求しました。
この「LC3」も金属パイプのフレームとクッションをはめ込んだ単純構造です。でも、肉厚のクッションと直線に走るフレームによって、身体を包み込むほどの快適さを実現しています。
「LC」シリーズはすべて1928年につくられていて、その後、様々なレプリカがつくられることとなりました。64年にはル・コルビジェがカッシーナ社に復刻を許可し、現在も製造されていますね。

Barcelona Chair / Mies van der Rohe , 1929
ドイツの「バウハウス」を代表する建築家「ミース・ファン・デル・ローエ」が、1929年に行われたスペイン・バルセロナ万博の式典に訪れるスペイン国王夫妻のためにデザインしたものだそうです。
鏡のように磨き上げられて、ゆるやかな弧を描きながらX型に交差させられている脚と、革張りのクッションの組み合わせがとっても美しいですね。
この椅子は、企業のロビーや役員室に置かれることも多く、実際私もよくコーディネートしますが、近年では、携帯電話のCMでセリエAの中田英寿選手が座っていたことでも一躍有名になりましたね。
ちょっと皮肉なものです。


Paimio Chair / Alvar Aalto , 1930
フィンランドの国民的デザイナー、「アルヴァ・アアルト」の名作です。パイミオとはフィンランドの地名で、そこにある療養施設のためにデザインされたため、この名前が付いています。私はまだ行ったことないんですけどね。
大判の合板を曲げてシートに使う大胆な発想や、アーム部分に使われたプライウッドの技術の高さから、発表当時よりかなり高く評価されています。私も大好きなんですけどもね(笑)。また、側面から見るとその構造の美しさが際だって見えます。写真は後にアアルト自信が好んだゼブラ柄のものです。稀少ですよ。



誰彼なく自慢したくなるチェアばかりですね。実際大いに自慢して下さい。それだけの価値は十分あります。

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Small Diamond Chair / Harry Bertoia , 1952
ハリー・ベルトイアがノール社に在籍していた数年の間に製作したワイヤー・チェアシリーズのうちの1つです。かつてイームズ夫妻と共に家具を製作していたこともあって(この事実あまり知られていないのはなぜなんでしょ?)か、「DKR」と比較されることも多いですが、構造も製作過程もまったく異なっています。例えばDKRのワイヤーが正方形の格子状であるのに対して、こちらは局面に合わせてひとつひとつ網目は形を変化させて配列しています。彫刻家でもあったベルトイアの手作業で創り上げられたこだわりが感じられますね。現在では中国産のモノも多く出回っていますが、ノール製にそんなにこだわる必要はないと思わせるほどの出来映えのモノもありますよ。

Wiggle Side Chair / Frank O.Gehry , 1929〜/USA
たぶん皆さんも実物を見れば、「あぁあぁ〜!」と言葉にならないなにかを言わずにはいられない不思議なフォルムを持つこの椅子は、ローコストでエコロジカルであることを目指して創られた、前述出の「イージーエッジ・シリーズ」の一つです。エコ素材としてダンボールに目を付けた彼は、強度を増すためにクネクネ(wiggle)したこのフォルムを考案しました。同素材で創られた「 S i d e   C h a i r 」や「 D i n i n g   T a b l e 」も展開されています。ちょっと高額ですけどね(笑)こういうのって、「まず日本人では無理だよなぁ」って思わせる作品たちです。いやいや、創作するデザイナーたちはいるんですよ。でもね、その人が属する企業や社会がそれを世に出すことを許さない土壌があるんですよね、日本には。私はそれを「嫉妬」と呼ぶんですけど、以外と男社会に多いですよね。だから余計にこの世界で名を成す女性は「凄い」と思います。 チェア - hhstyle.com で販売されていますよ。

Pastil Chair / Eero Aarnio , 1967
1967年にアメリカのインダストリアル・デザインアワードを受賞していて、エーロ・アアルニオの作品の中でも最も有名なものの一つですね。お菓子をイメージしてデザインした(笑)というこの椅子は、成型したたった2つのFRPを組み合わせることで創られています。底面に丸みを持たせてあるのでロッキングができて、その場で簡単に回転させることも可能です。創りが丈夫なので、アウトドアでの使用も可能ですが、20万近い椅子をいくらなんでも外ではねぇ、使えないっス。それからなんと、水面に浮かべることもできるらしいです。(すいません。その実験私はしていません。怖くて、ね)

The Egg / Arne Jacobsen , 1958
コペンハーゲンに現存する「SAS(スカンジナビア航空)ロイヤルホテル」のロビーのためにデザインされたものです。この椅子は硬質発砲ポリウレタンを加工した画期的な手法と、身体をすっぽりと包み込む卵型の形状から「エッグ」と名付けられました。アリンコチェアやセブンチェアのデザイナーでもあるヤコブセンは特に日本で人気が高いですね。近年では“SASロイヤルホテル・エッグチェア見学ツアー”なる日本人的なモノもあったりします。気持ちはわかりますけど、こういった集団行動が日本が海外に出て小馬鹿にされる理由の一つなんですよね。ちょっと恥ずかしいですね。

Lounge Chair & Ottoman / Charles & Ray Eames , 1956
このラウンジチェアは究極です。黒のレザーシートはもう抜群の座り心地。イームズの作品としては珍しく高級感漂うこのラウンジチェアは、シェルチェアと並び評される彼の代表作ですね。当時から多くのコピー商品が出回るほどの人気で、今やラウンジチェアの代名詞としてすっかり認知されています。現在ウォールナットで成型されている底部は、当時はブラジルローズウッドが使用されていて、マニアは血眼になって探しています(笑)。ちなみに日本での映画では「蘇る金狼」で松田優作が腰を下ろした椅子としてもかなり有名だったりもします。

Aeron Chair / Don Chadwick & Bill Stumpt , 1994
世界で最も有名なワークチェアですね。世界中のクリエーターやデスクワーカーを魅了してやまないその理由は、すべての体型の身体にフィットするための各部調製機能や、通気性を確保するためにメッシュで支える“ベリクルサスペンション”といった、最新の人間工学に基づいた機能がふんだんに取り入れられているからです。「椅子の機能美」という言葉が持つ意味を一新してしまったエポックメイキングな一脚ですね。寝心地も最高(笑)

Corona Chair / Erik Jorgensen , 1962
4枚のパーツの緩やかな楕円形が、日食の低速度撮影の絵に似ていることから命名されました。一度見たら忘れられない強烈なフォルムですけども、決して奇をてらったわけではないんですよ。それは実物に座ってもらえばすぐに分かることですが、3枚に分かれた背面部は、かすかな曲面を描き、肩、背中、腰をそれぞれに柔らかく包んでくれます。幅85センチ、奥行き52センチというゆったりとした座面は、標準サイズの人ならあぐらをかいて座れるほど大きいです。勘違いされがちなんですが、このデザインはあくまで座り心地を追求した結果なんですよ。そして映画でもよく使われていますね。これがあればお部屋の雰囲気はガラッと素敵な非日常なものに変わりますよ。

Swan Chair / Arne Jacobsen , 1958
白鳥が羽根を広げようとする時のフォルムに似ていることからこう名付けられています。ヤコブセンが「SASロイヤルホテル」を手がけた際に、エッグチェアなどとともに作成したもので、現在でも同ホテルで使われていますよ。ファブリックの中の硬質発砲ポリウレタンのシートや回転式のベースなど、エッグチェアとの共通点も多いですね。ちなみに発売当初はプライウッドの4本脚だったそうです。残念ながら私は現物を見たことがありませんが。それからこれは2人掛けのソファタイプも姿が抜群に綺麗ですよ。

Panton Chair / Verner Panton , 1959
パントンチェアは世界で初めてプラスチックのみによる座面と脚部の一体成型ほ可能にした椅子であると同時に、オーガニックデザインの最高峰と称されています。構想から完成させるまでにヴァーナー・パントンが足かけ10年もの歳月を費やしたことは有名な話しです。現在はポリプロピレンで成型されていますが、FRP素材の「Panton Classic」もヴィトラ社から復刻されていて、ツルリとした当時の質感を手にすることもできますよ。

Y-Chair / Hans J,Wegner , 1950
Yチェアというのは通称で、正式名称は「デコラティブチェア」といいます。皆さん知っていましたか?故郷のデンマークには美術館まで作られているほどの大御所デザイナー、ハンス・J・ウェグナーは、木材を生かした美しい椅子を作成することで世界に知られていて、現在までに500種類以上ものチェアデザインを手がけている人物です。これは彼の最も有名な作品の一つで、中国の僧侶が法会で使う「曲ろく」という椅子からヒントを得たものだそうです。写真はブラック塗装したものの他、ナチュラル色もとっても綺麗ですよ。

Butterfly Stool / 柳宗理 , 1954
MoMAの永久収蔵品にも加えられいていて、柳宗理の名前を世界に知らしめた最も有名な作品ですね。厚さ7ミリの3次元の曲線を持つプライウッドが左右対称に組み合わされていて、その形状が蝶に似ていることからこう名付けられています。ハビタ社のデザインディレクターを務めていたトム・ディクソンの働きかけで復刻した象脚スツール(これもみごとなほどの素晴らしさですよ)に引き続き、メープルも復刻されています。天童木工からは専用のクッションも発売されています。

Ny chair X / 新居猛 , 1970
数々の賞を獲得して、MoMaのパーマネントコレクションにも加えられている新居猛氏の名作です。「安くて丈夫で使いやすく、どこにでも置けて畳める。食べ物でいうならライスカレーのような椅子を作りたかった」との想いでデザインされたこの椅子は、人間工学に基づいて設計されていて、実際に何時間座っていても疲れを知りません。海外で多くのコピー商品が作られたということからも、この椅子の世界的評価のほどがわかりますね。この機能でこの価格は絶対お得です。日本人には珍しい心意気ですね。

Ant Chair / Arne Jacobsen  , 1952
世界でもっとも売れている椅子の「アントチェア」。製薬会社(ノボォ社)の社員食堂のためにデザインされたとされるこの椅子は、流れるような曲線を持つフォルムの美しさだけでなく、成型合板による世界で初めて完全な背・座面一体整形を成し遂げた椅子としても歴史に名を残しています。非常に軽くて、またスタッキングも可能といった点も、50年以上という長きに渡って人々に愛されている理由でしょうね。

Seven Chair / Arne Jacobsen  , 1955
とても優雅な曲線を持つこの椅子は、「アントチェア」のバリエーションとして誕生したそうです。オリジナルではアントチェアの脚が3本であるのに対して、こちらは4本になっています。シンプルで飽きのこないデザインは発売以来世界から愛されていて、98年には販売脚数がなんと500万脚を越えたそうですから驚愕です(笑)近年日本のメディアでは、リビングといえばなにかとセブンチェアが重宝される傾向にありますね。


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