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デザイナーズ家具カタログ  - - - -
椅子図鑑19 ( Chair Dictionary 19 )
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インテリアコーディネーターの定義とは、

「インテリアエレメントの流通過程において、消費者に対し、商品選択とインテリアの総合的構成等について、適切な助言と提案を行う人。」です。


=> 難しいこと言っていますねぇ〜(笑) 「だからどうなのっ?」ってことをこれから説明していきますね!



 01 「住宅政策と住宅産業」



- 1 - 「公営」と「公庫」と「公団」


・第二次世界大戦が終わったのは昭和20年(1945)。当時の住宅不足は著してく420万戸が不足していました。これはその頃の住宅の全戸数の3分の1にもあたる数字でした。加えて、戦地からの復員や外地からの引き上げによる人口の増加も著しく、それが住宅の不足に一層拍車をかけることになっていました。

しかし、当時の国情は食料不足を補うことで精一杯で、住宅までには手が回らず、新規の住宅建設によってそれを解決するということは、とうてい無理でした。

・その翌年の秋 → 政府は越冬の為 → 応急住宅30万戸建設の政策を立てます → しかし出来たのは転用を含めてわずか8.1万戸の建設のみでした。

・当時の国民にとっての重大事とは「食料不足」でした。

・政府 → 石炭の増産が何よりもの急務 → 炭鉱用の住宅の建設には力を入れたが → 一般庶民用の住宅は → 年間に5万戸建てた程度でした。

政府の住宅政策が本格化 → 昭和25年(1950)の住宅金融公庫の設立、昭和26年の公営住宅法の公布からです。

・住宅金融公庫
民間の自力による住宅の建設を促すために、長期の低利資金を貸付する制度です。


・公営住宅法
低所得者のために賃貸住宅を供給する政策で発動された法で、応急対策から出発した国庫補助による賃貸住宅は、公営住宅として法的に位置付けられるようになりました。

昭和30年(1955) → 日本住宅公団の設立(その背景には、朝鮮戦争を契機に経済の著しい復興と、それにともなう大都市圏への人口の集中があげられます。)

・新築された公団住宅には、→ 新しく開発されたステンレスの流し台、洋風のダイニングキッチンを持つ鉄筋コンクリートのアパートでした。 = それに入居することは「庶民の憧れ」だったようです。

・低所得者 → 「公営住宅」
・ホワイトカラーの中間層 → 「公団住宅」
・持家層 → 「公庫住宅」
という、階層別の住宅供給体制を整えることができました。

しかし → 国民の要求は → 低家賃の公営住宅は、量的にも質的にも不十分で → そして入居制限により、市場での流動性も阻まれました。
 


□ 住宅建設5カ年計画


- 2 - [ 住宅建設五ヵ年計画 ]


昭和41年(1966)以降になると、住宅政策は5年ごとの住宅建設計画に基づいて進められるようになりました。

第1期 → 水準以下の不良住宅の解消や、新規世帯の増加に伴う補充。住み替えに要する空家の戸数などを加え、「1世帯1住宅」の実現に必要な建設戸数を670万戸と算出しました。

この5ヵ年の期間における建設実績は、公庫、公団、公営などの公的資金による住宅と、民間による建設住宅を合わせて674万戸となりました。

しかし、昭和43年(1968)において住宅難世帯は、以前として減少せず360万世帯を数えていました。

その理由は → 都市部への急激な人口の集中、核家族化による世帯数の増加によるもの → 当初の計画を狂わせました。

昭和46年(1971)に始まる第2期5カ年計画では → 「一人一室」を目指すこと → 950万戸を建設する計画 → この目標は87%しか達成できませんでした。

昭和51年(1976)に始まる第3時5ヵ年計画では → 「10年後には各住宅に一人一室を保有するほか、1つの共同室を持つ」ことを目標に据えました。そして、最低水準以下の世帯の解消を目指し、昭和55年(1980)までにそれを2分の1に減少させることとして、この期間に建設する目標戸数を860万戸としました。

しかし、計画の達成率は84%しかありませんでした。住宅建設のブームだった昭和47年〜48年ごろには、新設住宅の着工数は年間180万戸の水準でした。しかし、第3期計画に入ってからは、石油ショックの影響も受けて年間150万戸程度にまで低下しました。特に、昭和55年(1980)はさらに減少し、120万戸程度にまでなりました。

昭和56年(1981)に始まる第4期5ヵ年計画 → 60年までにすべての世帯が「最低居住水準」を越えることとし、また、半数の世帯が「平均居住水準」を確保できることを目標にしています。 → 全体で770万戸の建設を目指して、公庫、公営、公団などの公的資金による住宅を5年間で350万戸建設することとしています。

しかし、世帯数の増勢鈍化、住宅価格の上昇、所得の伸び悩みなどにより、新設住宅数は大幅に減少して、建設実績は610万戸程度に留まり、当初計画の約80%程度でした。

昭和61年度に始まる第5期5カ年計画 → 2000年(平成12年)までに、半数の世帯が「誘導居住水準」を確保できることを目標に → 総戸数670万戸、公的資金住宅330万戸を5ヵ年で建設することとしていました。この期の実績は830万戸で、計画戸数を大幅に越し、達成率は124%となりました。

尚、この誘導居住水準は、共同住宅を想定した「都市型住宅」と、一戸建て住宅居住を想定した「一般型」が設定されました。


平成3年度からは、又新たに第6期5ヵ年計画が策定され → 地価急騰後の「大都市地域の住宅問題の解決、高齢化社会への対応等をめぐり、国民が豊かさを実感出来る住生活を実現する」ため、居住水準の目標は前期5ヵ年計画と同一として、総戸数730万戸、うち公的資金住宅370万戸の住宅の建設を目標としています。


※標準世帯とは、この場合、夫婦と分離就寝すべき子供により構成される世帯を言います。ただし、6人世帯の子供については、そのうち2人は同室に就寝するものとしています。

※居住室面積には、寝室、食事室、台所(又は食事室兼台所)、及び居間のを含みます。

※住戸専用面積には、寝室、食事室、台所(又は食事室兼台所)、居間、便所、浴室、収納スペース等を含みますが、バルコニー面積は含みません。尚、住戸専用面積(壁厚補正後)は、鉄筋コンクリート造を想定した壁厚補正を行っています。

※室構成の記号は、数字は寝室数、Lは居間、Dは食事室、Kは台所(但し、1人世帯のDKは食事室兼台所)です。


Contents
01 住宅政策と住宅産業
<1> 住宅政策の歩み
  1、「公営」と「公庫」と「公団」  2、住宅建設五箇年計画
<2> 住宅ストックの状況と国民の実感
  1、ヨーロッパの住まいと日本の住まい 2、住まいに対する国民の実感
<3> 住宅政策の新しい展開
  1、今日の住宅問題  2、新しい住宅政策
<4> 住宅産業・インテリア産業・リフォーム産業
  1、住宅産業 2、インテリア産業 3、リフォーム産業
02 インテリアの歴史
<1> 日本のインテリアの歴史
  1、先代 2、古代 3、中世 4、近世 5、近代
<2> 西洋のインテリアの歴史
  1、古代 2、中世 3、近世 4、近代 5、現代
03 人間工学
<1> 人間工学のあらまし
  1、人間工学の定義  2、人間工学の応用  3、インテリアと人間工学
<2> 人体寸法
  1、計測値とその応用  2、人体の大きさと重さ  3、手と足の大きさ
<3> 動作・作業域・動作空間
  1、姿勢と動作  2、作業域  3、動作空間と単位空間
<4> 動作・行動の特性と空間
  1、ポピュレーションステレオタイプ  2、距離と集合
  3、物理尺度と心理尺度  4、人間の占める位置
<5> インテリア計画への応用
  1、家具の分類  2、機能寸法の決め方
  3、家具への応用  4、材料への応用
<6> インテリアの安全
  1、住まいと安全  2、日常災害
04 インテリア計画
<1> インテリア計画の意義
  1、インテリアとエクステリア  2、住宅のインテリア
<2> 計画の進め方
<3> 生活空間の計画
  1、生活像の把握  2、生活行為と動作空間
  3、単位空間と間取り  4、空間の機能と配置  5、規模の考え方
<4> 寸法の計画
  1、生活空間の寸法  2、モデュール
  3、モデュラーコーディネーション  4、グリッドプランニング
<5> 性能の計画
  1、要求条件と性能  2、空間の性能とその尺度
  3、エレメントの性能と応用  4、性能計画と性能発注
<6> 安全の計画
  1、インテリアの安全  2、火災への対策
  3、地震への対策  4、日常災害への対策
<7> 採光・照明計画
  1、採光の計画  2、照明の計画
<8> 色彩の計画
  1、色彩計画の手順  2、色彩と材質との関係
  3、色彩と採光・照明との関係  4、褪色と汚れ  5、住宅各室の色彩計画
<9> 住宅各室の計画
  1、LDK空間  2、団らん・くつろぎ空間(L)
  3、食事空間(D)4、キッチン(K)ユーティリティー(U)
  5、個室 6、サニタリー空間 7、通行のための空間
  8、収納空間  9、執務空間
<10> リフォームの計画
  1、リフォームの目的  2、リフォームの内容
  3、計画の進め方  4、マンションリフォームの特殊性
<11> 維持管理の計画
  1、維持管理とは  2、耐用年数  3、維持管理の運営
<12> インテリアコーディネーターの役割
  1、インテリアコーディネーターの立場
  2、インテリアコーディネーターの技術
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