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| インテリアコーディネーターの過去問には生活の知恵がいっぱいですよ! |
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材料の外観変化に関する次ぎの記述の【 】の部分に、下記の語群の中から最も適当なものを選びなさい。
(第16回 第16問)
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インテリアには月日の経過と共に自然と変化して、美しい風合いが生まれるものがある。
例えば、銀製品が月日の経過に伴い黒ずんだ色になったものを「いぶし銀」と呼ぶが、引き手などの金物を、始めから「いぶし銀」のように見えるよう加工したものを【 ア 】という。
また、銅板を長い間使ううちに出る色を【 イ 】というが、これは板の表面に銅の酸化被膜ができるためで、単に色彩の美しさだけでなく、板の耐久性を増す利点がある。
そのため、最近では始めからこの状態にした屋根材が流通している。
木材でも、昔から民家で使われた「ちょうな」などで削った古材を利用して建物の内部を仕上げることがあり、この様な場合、新しい材料を使った部分の色を古材に合わせるため、【 ウ 】などで着色することになる。
このような新しい材料を古い材料の様に見せる技法を総称して【 エ 】仕上げという。
我が国では、昔からのものを大切にし、その美しさを生かして使うことを考えており、茶室などに多い坪庭では、使い古した【 オ 】や御影石などを使った場合が多く、最近のガーデニングでも、長い間使われたレンガや枕木などを再利用している事例がある。
【アの語群】1、古材仕上げ 2、銀古 3、黒いぶし
【イの語群】1、緑青(ろくしょう) 2、錆色 3、銅色
※銅の錆びを緑青といいます。空気中の水分と炭酸ガスが作用して生じます。
【ウの語群】1、エマルションペイント 2、オイルステイン
3、オイルペイント
※新しい木材を古材の色に合わせるには、オイルステインで着色しますよ。
【エの語群】1、古美(古味) 2、古風 3、錆色
【オの語群】1、錆金物 2、瓦 3、ガラス
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◆いぶし銀…いぶしをかけて表面を灰色に変化させた銀のことです。いぶすとは、硫黄などをいぶして、金属器具などに煤色をつけることをいいます。
◆緑青…銅を湿った空気中に放置するとき、空気中の水分と炭酸ガスが作用して生ずる緑色の錆びのことです。寺社などの銅板一文字葺きの屋根が、歳月とともに緑青を噴き風情を増したりしていますね。良い風景です。
・ 解 答
ア−2 イ−1 ウ−2 エ−1 オ−2
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仕上げ材の表面処理法に関する次ぎのア〜オに示す記述について、それぞれの下に記した語群の中から該当するものを選びなさい。
(第16回 第17問)
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ア、木質材の木目をはっきり浮かび上がらせるため、藁を束ねたものなどの硬めのブラシで、表面を擦る仕上げ方法はどれか。
【語群】1、なぐり仕上げ 2、やりがんな仕上げ
3、うづく仕上げ
イ、踏石の表面を滑りにくくするため、小さなくぼみを刻んだ仕上げ方法はどれか。
【語群】1、水磨き仕上げ 2、砂磨き仕上げ
3、ビシャン仕上げ
※御影石などの表面に、小さな凸凹をつける方法には、ビシャン叩き仕上げ又はジェットバーナー仕上げがあります。
ウ、下地の上にリシンを塗った壁面を、こまかい凸凹(でこぼこ)のある仕上げにする方法はどれか。
【語群】1、木ごて仕上げ 2、こてむら仕上げ
3、かき落とし仕上げ
※かき落とし仕上げは壁仕上げ方法の一つで、モルタル仕上げなどが半乾きの時、くし状の金物で表面を削り細かい凹凸のある仕上げにするものです。
エ、ステンレス製の家具や建具の表面に、極細の線の入った仕上げ方法はどれか。
【語群】1、ブラスト仕上げ 2、ヘアーライン仕上げ
3、梨地仕上げ
オ、白木の感触を保ちながら、汚れを付きにくくする仕上げ方法はどれか。
【語群】1、おから拭き仕上げ 2、かきしぶ仕上げ
3、漆塗り仕上げ
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◆なぐり面…柱などを「チョウナ」で「はつって」仕上げることです。なぎづらともいいますね。
◆やりがんな…古代のかんなのことです。柄の先に槍先のような刃をつけた道具です。
◆うづくり…杉板などの表面を藁束などでこすって、木の硬質部分を浮き出すことです。木の表面を軽く焼いてうづくりにすることもあります。
◆硬石の仕上げ…御影石などの硬石の仕上げには粗面仕上げの「こぶだし」「ビシャン小たたき仕上げ」と滑面にする「みがき仕上げ」があります。採石して製材したままの面を野面(のづら)又は割りはだといいます。
◆ビシャン…石材の表面の叩き仕上げに用いる石工事用のかなづちのことです。かなづちの先端に碁盤目に切った突起がついています。これで仕上げた石材をビシャン叩きといいます。
◆ステンレスの表面仕上げ…表面が鏡のように平滑な仕上げを鏡面仕上げといいます。極細の線の入った仕上げをヘアーライン仕上げといい、表面が梨の表皮のように小さな凹凸に仕上げたものを梨地仕上げといいます。
◆左官…壁塗工事など土壁塗りやコンクリート塗りの職人のことです。みなさん知ってますよね(笑)左官は鏝(こて)を道具として用います。左官材料は水を用いて練る湿式工法材料です。
◆掻落とし…モルタル仕上げなどの表面がほぼ硬化したところに、櫛状の道具で表面を削り落とすことです。寒水砂と白セメントを混ぜて塗って、櫛引きする仕上げを寒水掻落とし仕上げといいます。
・ 解 答
ア−3 イ−3 ウ−3 エ−2 オ−1
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板ガラスに関する次ぎの1〜5の記述のうち、不適当なものを2つ選びなさい。
(第17回 第5問)
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1、複層ガラスは、2枚または3枚の板ガラスを一定の隙間をおいて接合し、その隙間に乾燥した空気層を封入したものである。
2、合わせガラスは、2枚のガラスで合成樹脂の中間膜を挟み込み、安全性を強化したものである。万一、破損した場合は、細かい粒状に割れるが飛散することがないので、破片による事故を軽減することができる。
※合わせガラスは細かい粒状に割れることはありませんね。
3、熱線吸収ガラスは、太陽エネルギーをガラス自体が吸収し、室内の冷暖房効果を高める省エネルギー機能を持っている。
4、視野選択ガラスは、合わせガラスの間の液晶の配列をある角度に固定したもので、見る角度によって、透明になったり不透明になったりするので、室内のプライバシー保護に効果がある。
5、強化ガラスは、同じ厚さのフロートガラスの3〜5倍の強度を持っている。ノンフレームのドアや、ショウウィンドウなどに良く使われている。のガラスは、施工時に寸法調整のための切断や穴あけをすることが可能である。
※強化ガラスは施工現場で、切断や穴あけはできませんよ。
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◆複層ガラス…2枚の板ガラスを一定の間隔を保って組み合わせ、その周辺を金属で密封して内部に乾燥空気を入れたモノです。断熱・遮音・結露防止に役立ちます。
ペアガラスともいいますよ。
◆合わせガラス…2枚の板ガラスで中間膜(ポリビニールブチラール樹脂など) をはさんで、加熱圧着したガラスのことです。衝撃などで破損しても中間膜の存在によって破片が飛散しないので安全ですね。
◆フロート板ガラス…ガラスを窯で溶かした溶融金属のフロードスの上に浮かせて製板する板ガラス。
・ 解 答 2 , 5
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床・壁・天井の仕上げ材料及び下地材に関する次ぎの(1)〜(5)の記述の【 】の部分に、それぞれの下に記した語群の中から最も該当するものを選びなさい。
(第17回 第15問)
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(1)住宅の床仕上げで、無垢の乱尺フローリングを床に張る場合、【 ア 】の捨て貼りをしてから、乱尺フローリングを接着剤と針併用で張ると、針だけより「あばれ」が少ない。
【語群】1、合板 2、石膏ボード 3、石綿板
※単層フローリングには根太張りができる長尺タイプと、素地床にしか張れない乱尺タイプのものがあります。
(2)浴室の床や壁に石を使用する場合、【 イ 】を使用すると、石鹸などの化学変化による変化や、艶が無くなることが少ない。
【語群】1、御影石 2、大理石 3、テラゾ
(3)洗面器の周囲の壁で水の掛かる部分は、【 ウ 】などの水が掛かっても拭きやすいもので仕上げておくと、壁面全体が汚れたり、カビが生えたり、水を含んで膨らむなどの事故が少ない。
【語群】1、化粧合板 2、化粧石膏ボード 3、タイル
(4)タイルと木部またはクロスとのジョイント部分の目地は、目地セメントを使用すると、目地に隙間があいたり、落ちたりするので、同色の【 エ 】で仕上げる法が良い。
【語群】1、プラスター 2、コーキング 3、モルタル
※目地切れの恐れのある隙間には、シリコンコーキングを用います。
(5)玄関ポーチの雨が掛かるところは滑りやすいので、御影石を使用するときはジェット仕上げのものを使用すると滑りにくくてよい。ただし、【 オ 】やすいので、注意する必要がある。
【語群】1、傷つき 2、壊れ 3、汚れ
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◆捨て貼り…床・壁などに仕上げ材を張る場合など、下地不陸などを調整する目的で、あらかじめ下地として仕上げ材と同じような料(4mm合板など)を張り付けることです。
◆テラゾ…メッシュを入れたモルタルを下塗りした上に、大理石、蛇紋岩、花崗岩などの砕石粉、顔料、白セメントを練り混ぜたモルタルを塗って、硬化時を見て表面を研磨、艶だしして仕上げた人造石です。
板石状にしたものをデラゾブロック、そのその平面が正方形のものをテラゾタイル、現場加工したものを現場塗りといいます。
◆コーキング…外部のサッシ回りやコンクリート板のジョイントなどを水密の目的で、パテ状の充填材をつめることです。
◆ジェットバーナー加工…ジェット(jet)とは、噴流・噴射という意味です。花崗岩にガスバーナーを吹き付けて表面に小さな凸凹をつくる表面加工のことです。
◆石膏プラスター…石膏を主成分としたプラスターです。現場で水を加えるだけでいいのが混合プラスターです。漆喰やドロマイトに比べて気硬化が早いですね。
◆ドロマイトプラスター…白雲母を900〜1.200℃で焼き、水和熟成したものです。壁塗されると炭酸ガスによりドロマイト(白雲石)に戻って硬化します。漆喰より硬いですね。
・ 解 答
ア−1 イ−1 ウ−3 エ−2 オ−3
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フローリング材に関する次ぎの(1)〜(5)の記述の【 】の部分に、下記の語群の中から最も適当なものを選びなさい。
(第17回 第16問)
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(1)ひき板・単板などの小片2個以上を、紙や布などに並べて糊付けし、板状にしたものを【 ア 】という。
(2)複合1種フローリング(天然木化粧)は、比較的大きな合板を基材にして、表面に天然木の突き板を練り付けたもので、床下地に取り付けた後に、現場で【 イ 】をする製品もある。
(3)板張り・縁甲板張りの実加工(さねかこう)がしてある【 ウ 】は、下地に接着剤と釘で取り付けてから、現場で塗装やワックス仕上げをする。
(4)主に集合住宅用として、複合フローリングの裏面に【 エ 】、防振性能のある素材を接着加工した製品があり、性能と価格の異なる商品が多数ある。使用する部位や目的により選択する必要がある。
(5)市販されている複合フローリングの梱包は、面積単位が一般で、通常1ケースが【 オ 】である。施行実面積に施行ロス分を加えた必要量を、梱包単位で割って、端数を切り上げた梱包数が必要になる。
【アの語群】1、モザイクパーケット 2、木レンガ 3、縁甲板
※モザイクパーケットは寄木細工の床材です。
【イの語群】1、面取り加工 2、塗装仕上げ 3、練付加工
【ウの語群】1、無塗装品 2、WPC加工品 3、UV塗装品
【エの語群】1、遮音 2、防火 3、蓄熱
【オの語群】1、5平方メートル 2、1平方メートル
3、3.3平方メートル
※商品化されているフローリングの梱包単位は、複合フローリングが1坪(3.3平方メートル)、単層フローリングは0.5坪(1.66平方メートル)が一般的です。
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◆縁甲板…厚さ15mm〜18mmまでの板の長手方向の両側面を機材加工して、本実決(ほんさねじゃく)りとした幅8〜12cmまでの板のことです。
主に桧・なら・樫・ラワン・アビトンなどが用いられます。
◆寄せ木…木材の色・肌目・木理・テクスチャーなどの異なったものを、いろいろな模様に組み合わせて作ったものです。床材として用います。
◆木レンガ…コンクリート面に木材などを後から取り付けるために、あらかじめ型枠内側に取り付けておく木片のことです。
◆モザイクパーケット…寄せ木床材のことです。モザイクとは、石、ガラス、タイル、木などを硬質の材料の細片を壁・床の表面に張り付けて、模様や図表を表したものですね。正式にはモザイクパーケットフロアといいます。
◆UV塗装…UV塗料を特殊な硬化装置(紫外線硬化装置)を使ってわずか数秒で乾燥させるもの。乾燥が速いので量産家具に適します。
◆WPC加工…木質材料(複合フローリングなど)にビニル系モノマーを複合木化したプラスチックの複合木材です。硬質で耐摩耗性、耐久性が高いです。
◆練り付け…薄くスライスした銘木やプリント合板などを下地板に接着剤に用いて張り付けることです。
・ 解 答
ア−1 イ−2 ウ−1 エ−1 オ−3
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インテリアに使用する石材に関する次ぎのア〜オの記述について、それぞれ下に記した語群の中から最も適当な言葉を選びなさい。
(第18回 第6問)
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ア、硬く耐久性があり、耐磨耗性にも富んでいるが、火にあたると割れることがある。磨き、粗面、凹凸面などさまざまな仕上げが可能で、内外装に広く使われている。
【語群】1、御影石 2、鉄平石 3、仙台石
※御影石(花崗岩)は異種の造岩物質で出来ているので、各々の鉱石の膨張率が異なりますので耐火性に劣りますね。
イ、緻密で硬く光沢が美しいので、内装用床壁材とか、テーブルや化粧台の甲板などの装飾用によく使われるが、酸に弱いので便所の床や屋外での使用には注意が必要である。
【語群】1、粘板岩 2、安山岩 3、大理石
ウ、軟らかな石質で強度や耐久性は低いが耐火性が高い。倉庫、塀、暖炉の内側などにも使われる。旧帝国ホテルで使用されていたことで有名である。
【語群】1、小松石 2、大谷石 3、蛇紋岩
※家具FUNではおなじみの旧帝国ホテル。フランク・ロイド・ライト氏の設計した旧帝国ホテルの外装には大谷石が使われています。愛知県の明治村にそのレプリカが展示されていますよ。
エ、色や石質の種類が多く、割り肌の質感が好まれ、内外装や床材などに使われる。磨耗しやすく光沢に乏しい、また吸水性が高いので汚れがつきやすい。
【語群】1、花崗岩 2、砂岩 3、凝灰岩
オ、耐水性と耐火性に優れており、床壁材や屋根葺材に使われる。黒色または赤褐色で板状に加工しやすい。
【語群】1、玄昌岩 2、石灰岩 3、多胡石
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・ 解 答
ア−1 イ−3 ウ−2 エ−2 オ−1
◆稲田御影…茨城県稲田地方に産する黒雲母花崗岩です。御影石は石英、正長石、斜長石、雲母または角閃石を主成分とするゴマ石状あるいは淡紅色の岩石です。外観がとても美しく、耐久性が大ですが、ただ耐火性に欠けますね。このこと、覚えておきましょう。
◆鉄平石…安山岩(火成岩)の一つで板状節理が発達している薄板状に採石しやすい石です。建物の腰張りやテラス、敷石などに使われますね。耐圧強度が大で耐火性もあります。これも覚えましょう。
◆大理石…石灰岩の変成作用によって結晶質が顕著になった岩石を大理石といいます。中国の雲南省大理府に多く産するのでこの名前がついたと言われています。
茨城県に産する白い粒状の寒水石(かんすいせき)も大理石の一つです。
石灰岩が熱や圧力などで変質したもので、磨くと光沢が得られとても美しいですけど、酸に弱くて、屋外で風雨にさらされると光沢を失います。
これもよく出題されますし、よく使います。覚えましょう。
◆大谷石…凝灰岩(水成岩)の一つで栃木県宇都宮市大谷に産する石材です。多孔、軟質で加工がしやすいものです。石垣や塀に用いますね。耐火性があります。これもついでといっちぁなんですが、覚えましょう。
◆蛇紋岩…淡緑色、暗緑色、黒色などがあって、脆弱なものから緻密なものまで各種あります。覚えましょう。
◆花崗岩…火成岩の一種で緻密で硬くて、耐摩性、耐久性に優れています。御影石とも言って、磨けば美しい光沢をみせますが、熱には弱いです。600℃以上になると崩壊しますよ。覚えましょう。
◆小松石…伊豆半島東海岸から真鶴、根府川などに産する安山岩の総称です。石垣、庭石、門柱などに使われますね。覚えましょう。
□石材の成因別特徴 (深沢・逸見・山村・文献を参照しています)
◇火成岩
・花崗岩類…通称「御影石」。マグマが深いところでゆっくり冷却されてできたため結晶が大きい。磨くと光沢が得られて美しい。重量大、硬堅緻密、吸水性小、耐久性大、耐摩耗性大。大材が得やすい。
加工性良。耐火性小(500℃付近で崩壊)。良質黒色の斑れい岩・閃縁岩は黒御影として使う。
「板石」
壁・床の外装・内装、階段石
・安山岩類…各地で産出し種類が多い。細かい結晶質・ガラス質。色調暗く光沢は得られない。重量大、硬堅緻密。吸水性小。耐久性大。耐摩耗性大。耐火性大。鉄平石は節理が板状なので、薄板としやすい。
「板石・不整板状」
壁・床の外装
「角石・間知石・割石」
階段石、石垣、基礎
石英粗面岩のうち流紋岩はあまり使われないが、軽石は抗火石とも呼ばれ、空隙構造のため断熱性大。
「板石」
断熱、壁の内装
◇水成岩
・粘板岩類…一種の変成岩で層状に剥がれる。天然スレート(JIS)はこの一種。色調は暗いがやや光沢あり。吸水性小。耐久性大。曲げ強度大。
「角形・うろこ形−薄板」
屋根葺、壁床の外装
・砂岩類…砂が固まってできたもので、砂粒間の充てん膠結物質(珪酸質・石灰質・粘土質)によって硬質から軟質など性質が異なる。
光沢なし。珪酸質のものを除き耐火性大、吸水性大。耐摩耗性小。汚れやすい。
「板石」
床・壁の内装
「角石・割石」
石垣
・凝灰岩類…大谷石が有名。火山噴出により生じたもので粗質。軟質軽量吸水性大。強度小で特に含水率の大のとき低下大。耐久性小。加工しやすい。
「板石−小材」
壁の内装
「角石」
□石材の成因別特徴 (深沢・逸見・山村・文献を参照しています)
◇変成岩
・大理石類…石灰岩が熱・圧力などで変質したもの。磨くと光沢が得られ、美しい。我が国では白色を基調としたものが多いが、海外では色調・模様などかなり変化に富むものが得られ、イタリア、ポルトガル、ギリシアなどから輸入、堅硬緻密、吸水性小、特に酸類に弱い。
屋外では光沢を失う。耐火性小(600℃付近で崩壊)。
※海外の大理石をちょっくら研究してみて下さい。余談ですが、その知識は仕事できっと役に立ちますよ。お金持ちは珍しいモノに目がないですからね(笑)
「板石」
壁・床の内装、人造石の原料
・蛇紋岩類…かんらん岩の変質したもの。黒濃緑、白などが模様をなし磨くと光沢が得られ美しい。性質はほぼ大理石に似る。
「板石」
壁・床の内装、人造石の原料
□石材の産地例、特徴、用途(深沢・逸見・山村 文献より)
◇火成岩
・花崗岩…稲田みかげ(茨城)、筑波みかげ(茨城)、甲州みかげ(山梨)
堅硬。磨けば光沢を持つ。光熱に弱い。耐摩耗性が大。色調によりさくら、さび、くろなとどと呼ぶ。
構造用、装飾用床、階段、間知石、石垣、墓石。
・安山岩…江持石(宮城)、玄武岩(京都)、鉄平石(山形、長野)
国内各地に産出。暗灰・灰白色で光沢に乏しく、耐火性あり。鉄平石
は薄板状に工作できる。
砕石(コンクリート用骨材)、鉄平石は壁面・床に張付。
・石英粗面岩(軽石)…抗火石(東京)、天城軽石(静岡)
多孔性。比重小。絶熱性あり。吸収性大。
軽石コンクリート用、耐熱材。
□石材の産地例、特徴、用途(深沢・逸見・山村 文献より)
◇水成岩
・砂石…高畑石(山形)、富田石(和歌山)、房州石(千葉)
砂つぶの空げきにけい酸質分、石灰質分、酸化鉄などを充てんし、堅く凝固したもの。膠着物質の性質により硬・軟種々の幅がある。
基礎、割栗、砕石、石垣など
・凝灰岩…羽黒石(新潟)、大谷石(栃木)、豊島石(香川)
火山岩、砂岩が水中または陸上で堆積凝固したもの。砂質を20%以上含むものを砂質凝灰岩という。一般に軟らかく吸水性があり、加工しやすい。
軽微な内・外装用に適用
※余談ですが、香川県牟礼町にあるイサム・ノグチ庭園美術館で展示されているイサム・ノグチ氏の作品群(完成されていないものを含めて)、ほとんど香川産豊島石を使用していないようです。
ずっと以前、その場でそのような説明を聞いて意外な感がしたものです。
それにしても説明をする係りの人の、事務的で愛想のない態度はなんだったのでしょう? いやいやなのか、早口で作品をも愛想なく見せてしまっていましたね。たまたま私が「はずれ」の日に当たったのでしょうか(笑)
作品群よりも、そちらの方を鮮明に覚えています(笑) 古い話しですが。
・粘板石…登米スレート(宮城)
薄く層状にはがれ、吸水性小。天然スレートともいう。
屋根ふき材
◇変成岩
・蛇紋岩…蛇紋(長野、群馬)、竹馬石(熊本)
輝緑岩や閃緑の割れ目にそって成分の一部が変化し、また新しい鉱物が混ざって模様をつくる。石目なし。
内装面張付その他の装飾
・大理石…白大理石(山口、岩手)、縞大理石(岐阜)
結晶質と層状の二者がある。サラハは斑状模様の結晶、オニックス、トラバーチンは層状。酸と火に弱い。
内装材(外装に不適)
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塗装に関する次ぎのア〜オの記述について、それぞれの下に記した語群の中から最も適当なものを選びなさい。
(第18回 第8問)
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ア、木材の木目を生かしながら着色し、自然のつやに仕上げる方法。
【語群】1、オイルフィニッシュ 2、OSフィニッシュ
3、汚れ止めワックス仕上げ
イ、石膏ボード下地の壁を、淡い色の艶のない仕上げにしたいが、塗装の際の匂いを最小にしたいとの条件で選んだ方法。
【語群】1、ウレタン塗装 2、OPローラー仕上げ
3、EPローラー仕上げ
※EP(エマルションペイント)は、水性なので匂いが比較的少ないです。
ウ、カウンターを漆塗りに仕上げしたいが、予算が少なく現場塗装でとの条件で選んだ方法。
【語群】1、クリアラッカー塗装 2、OSふきとり塗装
3、カシュー塗装
※漆の代用塗装としては、カシュー塗りが用いられますね。コストも安いんです。
エ、ホワイトアッシュなどの木材がもつ自然な質感を保った仕上げで、ドイツ・デンマークなどで見直されてきた家具の仕上げ方法。
【語群】1、かきしぶ塗装 2、ソープフィニッシュ
3、とのこ塗装
オ、食卓の甲板などに用いられる塗装で、紫外線の照射で塗膜硬度が7〜8Hまで得られる。
【語群】1、UV塗装 2、エナメル塗装 3、アクリル塗装
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◆オイルフィニッシュ…ウォールナットやチーク材の家具の仕上げ方法の一つで、沸騰させた亜麻仁油を塗り、布で磨くことを繰り返して仕上げます。
◆オイルペイント…乾性油やボイル油と顔料を練り合わせた塗料です。缶を開けたらすぐに使えるようにしたものを「油性調合ペイント」といいます。
アルカリに弱いので、コンクリートの壁などの塗装には向きませんね。
◆クリアラッカー…無色透明なラッカーです。他の合成塗料に比べると耐水性・耐候性に劣りますが、ニスに比べて透明度が高く、耐油性・耐水性も強く、塗膜の硬いですね。
乾燥時間は30分〜1時間と非常に早いので、短時間に何回も重ね塗りができますが、塗り面積の広いところには向きません。
◆ワイピング…木地に塗布した塗料を布でふきとって、導管と木肌との色の違いを活かす手法です。
◆カシュー塗料…カシュー樹の果実の実核に含まれる液を原料として、石炭酸、メラミン、尿素、アルキドとともにアルデヒドと共縮合させた塗料です。耐薬品性、耐油性、耐水性がとてもよく光沢も良いですね。
◆アクリル樹脂塗装…家具、間仕切り、建具などにハケや吹きつけにより塗装します。光沢が良くて耐黄変性が良いです。
◆UV塗装…UV塗料を特殊な硬化装置を使ってわずか数秒で乾燥させるものです。乾燥が早いので、量産家具に適しています。
◆ラッカーエナメル…ラッカーのうち顔料を混入したものです。塗膜はラッカーより強くて、油ワニスより乾燥は早いです。主として自動車、電車などの車体、家具などの金属面の塗装などに用います。「エナメルラッカーむともいいますね。
◆合成樹脂エマルションペイント…酢酸ビニル、アクリルなど本来は水に溶けない樹脂を水中で乳化重合させて、顔料を練り込んだものです。1種と2種があって、AEP(1種)の方が耐水性、耐摩耗性、保色性に優れています。
エマルションペイントは水で薄められますが、乾いた膜は水に溶けずアルカリにも良く耐え、引火や溶剤中毒の心配がないので、室内壁仕上げなどによく用いられますね。
◆砥の粉…粘土を、水または「ふのり」の薄い液で練って作ったものです。水部の木孔に擦り込み漆、ワニスなどの下地・目止めなどに用います。
・ 解 答
ア−2 イ−3 ウ−3 エ−2 オ−1
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窓材料の性質に関する次ぎの記述の【 】の部分に、下記の語群の中から最も適当なものを選びなさい。
(第18回 第13問)
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夏期、室内の快適温度を維持するためには、太陽光がよく当たる窓からの日射熱対策が必要で、窓回り商品の機能の一つとして、光の侵入をどれだけ防げるかが重要となる。
一般的に使用される白色のブラインドやカーテンは、太陽光の【 ア 】が高く、光の約40%程度の侵入を防ぐことができる。
最近は、太陽光の熱を効果的に遮断する方法として【 イ 】を採用したり、光を【 ウ 】する機能をもつフィルムを窓ガラスに張るなどの方法が採用されている。
また窓の外側に【 エ 】やシャッターを取り付けることも、直接的な遮光手段として有効である。
なお室内の冷房効果を保つためには、断熱に対する配慮も必要で、それには【 オ 】などをつかうと効果的である。
【アの語群】1、反射率 2、吸収率 3、透過率
※アルミスラットのベネシャンブラインドは太陽光を、熱線反射ガラスは太陽光のうち赤外線の多くを反射しますよ。
【イの語群】1、網入りガラス 2、強化ガラス 3、熱線反射ガラス
【ウの語群】1、反射 2、屈折 3、透過
【エの語群】1、網戸 2、バルコニー 3、オーニング
【オの語群】1、すりガラス 2、ペアガラス 3、エッチングガラス
※窓ひさし、すだれ、シャッターなどは太陽光の熱を効果的に遮断して、ペアガラス入りサッシやシャッターは窓からの熱損失を防ぎます。この点注意して覚えましょう。
ちなみに私の言う「覚えましょう」は、頭だけで記憶するのではなく、実際に実践で使えるようになりましょうという意味ですからね、よろしくお願いしますね(笑)
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◆強化ガラス…必要寸法に切断加工した板ガラスを約600℃に熱して、空気を両面に均一に吹き付けて急冷させ、ガラス表面に応力を与えて強化したものです。普通の板ガラスの3〜5倍の強度があります。
◆熱線反射ガラス…ガラスの表面に反射率の高い金属酸化物を焼き付けて作ります。太陽放射熱を多く反射するので、窓ガラスに使用すると冷房負荷の軽減に効果があります。そしてミラー効果もありますね。
◆オーニング…ハンドル操作で可動する多段はり出し窓のことです。オーニングとは、窓の日よけ、庇(ひさし)などの意味があります。
◆複層ガラス…2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入したもので、断熱性が高く、結露しにくいです。
◆エッチング…特定の薬品により腐食加工することをエッチングといいます。ガラス器の場合はふっ化水素と硫酸の混合液を用います。ガラス面をサンドブラスト加工した後に、薬品で処理(エッチング)することを特にタペストリー加工といいます。
◆赤外線…可視光線(380〜780nm)の赤よりさらに波長の長い光を赤外線と呼びます。赤外線の中で波長の短い部分(可視光線の赤に近いもの)を近赤外線と呼び、波長の長い部分を遠赤外線と呼びます。
・ 解 答
ア−1 イ−3 ウ−1 エ−3 オ−2
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床材に関する次ぎの1〜5の語句と記述のうち、不適当なものを2つ選びなさい。
(第18回 第20問)
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1、花むしろ
表面が堅く丈夫で足触りがよいので、洗面・脱衣室とか、夏期に畳みの上や板張りの床の上につかう例が多い。
※花むしろは、表面が柔らかくて、籐むしろは表面が堅いですね。
2、畳
古くから座具としてもちいられ、現在は室内に敷き詰めて使われている。それは床と表で構成されているが、最近では床にインシュレーションボードやポリスチレンフォームを挿入することで断熱性をさらに向上させたり、ダニなどの衛生面に配慮した商品も生まれてきた。
3、コルクタイル
天然木材の外皮の一部を板状にしたものや、粒状に粉砕し合成樹脂で固めたもので、吸音・防振性にも富んでいる。
4、木レンガ
古くからある床材で、現在では無垢材と合板のものが一般的であるが、いずれも遮音効果があり、直張りが可能なためRC造りの住宅などの床材に使用する場合が多い。
※土間に敷き込む木レンガには合板製のものはありません。また、主にテラス等の屋外の床材に用いられ、RC造りの住宅用床材としてスラブ上に敷き詰めることもありません。
5、リノリウム
天然といわれるものは、亜麻仁油、樹脂類、コルク粉、顔料などを混ぜて、麻布に加熱圧着したもので、弾力性に優れている。
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◆花むしろ…い草をさまざまな色に染めて、畳表と同様に麻糸または木綿糸で織ったものです。
◆籐むしろ…藤の皮をむしろのように織ったものです。アシ科の藤の茎の表面皮はホウロウ質で堅く強靱で、洗面所や脱衣所、また洋室に敷き込んで使うことが多いですね。
◆インシュレーションボード…比重0.35以下のファイバーボードで、主に断熱、吸音材として用います。軟質繊維板ともいいますね。品質はJISで規程されていて、A級は軽量で断熱性がよく、吸水性がありません。B級はわらを主原料として作られた普及品です。
テックスとも呼ばれます。
◆木れんが…コンクリート面に木材などを後から取りつけるために、あらかじめ型枠内面に取り付けておく木片のことです。木れんがにはもう一つ舗装面に敷き並べる木れんが床があります。
◆リノリウム…亜麻仁油を酸化して得られるコロイド状の物質に樹脂類、コルク粉、着色剤などを混入して、麻布に圧着したものです。弾力性に富んでいて、耐水性、耐久性があって、床仕上げ材として用いられています。
◆ポリスチレン…スチロール樹脂、ポリスチロールともいいます。ベンゾールとエチレンとから得られるスチレンの重合によってできる透明な熱可塑性プラスチック。発泡体は断熱材として用いられています。
◆コルク板…天然木の外皮をコルク粉にして、植物質繊維などを混入して、接着剤とともに過熱蒸気で加圧成形した板のことです。生コルク板と炭化コルク板があります。
・ 解 答 1 、 4
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