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Le Corbusier
ル・コルビジェ

1887〜1965/France
  ずばり、ル・コルビジェとは? 幾何学的で合理的な美を理想とする >>

幾何学的で合理的な美を理想とする「ピュリピュリズム(純粋主義)」を提唱したり、<CIAM>(現代建築国際会議)を開催するなど、世界のデザイン界をリードし続けた偉大な人物。スイス生まれのフランス人で、本名はシャルル・ジャンヌレ(ル・コルビジェはデザイナーネーム)。ミース、ライトと並び20世紀の三大巨匠と呼ばれる建築家であり、多くのデザイナーに影響を与えた。また家具デザイン、絵画、彫刻、都市計画などにも才能を発揮。建築評論をはじめとする文筆活動も積極的におこない、詩集を出版したこともある。主な建築には、近代建築の代表作と名高い「サボワ邸」、「ロンシャン礼拝堂」があり、家具では「LC1」「LC3」「LC4」が有名。上野にある「国立西洋美術館」も彼のデザイン。
【Cassina】カッシーナ-1

家具ブランドの“カリスマ”ここにあり。イタリア家具ブランドにおける代名詞的存在。その歴史を紐解くと17世紀まで遡ることができるほどです。ジオ・ポンティやヴィコ・マジストレッティなどの大御所が古くからの協力デザイナー。ル・コルビジェやC・R・マッキントッシュなど、20世紀の巨匠達の作品を復刻した「イ・マエストリコレクション」は超有名。


・スリングチェア
Le Corbusier,Pierre Jeanneret,Charlotte Perriand (1928)
ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン
ニューヨーク近代美術館コレクション
スリングチェアは、非常に単純化されたエレメントで椅子としての機能を構成したコルビジェの家具デザインを代表する傑作です。“自由に動く背を持つ椅子”として世界的に有名で、その幾何学的なイメージの持つ斬新さは現代においても、人々の美意識を魅了してやまない完成度を誇っています。椅子としての快適な機能性は、リクライニングする背部と自由に回転する肘あての皮ベルトにもたせてあり、金属パイプの接合による骨組みには建築的な志向が読み取れます。

W600-D650-H640-SH580-AH580
フレーム=スティールパイプ(クロームメッキ)
背・座=仔牛毛皮(白黒茶混)/厚皮(赤茶/黒)
アームは背・座が毛皮仕様の場合は黒厚皮、背・座が厚皮使用の場合は同色の厚皮。


・LC2 
Le Corbusier,Pierre Jeanneret,Charlotte Perriand (1928)
ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン
ニューヨーク近代美術館コレクション金属パイプのフレームに皮のクッションをはめ込む様式のソファ。単純な構成で最大の快適さを形作るコルビジェの狙いは、GRAND COMFORT (大いなる快適)”と名づけられたことからもうかがえます。華奢ともいえるフレームと肉厚のクッションのボリューム感の逆説的な対比は、このソファのくつろぎを効果的に印象づけています。

 1人掛 W760-D700-H660 SH475
 2人掛 W1300-D700-H660 SH475
 3人掛 W1800-D700-H660 SH475
フレーム=スティールパイプ(クロームメッキ)/焼付け塗装(マット
ブラック/ブラック/グレー/ボルドー/グリーン/ライトブルー/
ベージュ)
ベースクッション=モールドポリウレタンフォーム・張込
背・座・アームクッション=張込


LC 3
 建築家であるル・コルビジェは家具を“住宅における設備”と考え、単純化と機能性を追及した。この「LC3」も金属パイプのフレームとクッションをはめ込んだ単純構造。でも肉厚クッションと直線に走るフレームによって、体を包み込むほどの快適さを実現している。「LC」シリーズはすべて1928年に作られ、その後、様々なレプリカが作られた。64年にはル・コルビジェがカッシーナ社に復刻を許可し、現在も製造されている。


LC 4
 ニューヨーク近代美術館「MOMA」永久展示品で、寝椅子の中で最も知られているとされる「LC4」。ル・コルビジェが「休養の為の機械」と呼んだこの椅子は手動で角度調整が出来、台座を外せばロッキングチェアとしても使用することができる。ル・コルビジェと、彼の従兄弟でもあるピエール・ジァンヌレ、シャルロット・ペリアンの3人の共作であり、1928年にすべて出揃うことになる「LCシリーズ」の一つ。